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2021-07-27

【東京五輪・陸上展望】女子円盤投/ペルコヴィッチ3連覇なるか

五輪3連覇を狙うペルコヴィッチ

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【女子円盤投日程】
予選      7月31日 9:30
決勝       8月2日  20:00


 金メダルを争うのは五輪2連覇中のS・ペルコヴィッチ(Perkovic/クロアチア)、2019年世界選手権で金メダルのY・ペレス(Perez/キューバ)に、今年の全米選手権を制したV・オールマン(Allman)だ。

 今季のパフォーマンスリスト上位はこの3人でほぼ占められているが、唯一の例外が1位となる70m22を投げたJ・ファンクリンケン(Van Klinken/オランダ)だ。円盤と砲丸を投げる21歳は、今年9m近くも自己ベストを更新している。五輪で大化けする可能性もある選手だ。

 以前ほどの力はないが、世界選手権を2回制し、欧州選手権で5連勝中のペルコヴィッチは未だ健在でDLフィレンツェ大会ではペレスを破っている。ただ、ダイヤモンドリーグのドーハ大会ではペレスがオールマンとペルコヴィッチを抑えて優勝した。70mを投げているオールマンだが、昨年、今年とペレスにもペルコヴィッチにも勝っていない。

 一方、キューバ勢では19年世界選手権2位のD・カバジェロ(Caballero)もいるが、前人未到の五輪3連覇に挑むペルコヴィッチ、それぞれキューバ人、アメリカ人選手として2人目の五輪金メダリストを目指すペレス、オールマンの方が実力上位で、この3人の実力はほぼ互角だ。




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