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2021-08-03

佐々木健介がDIAMOND RING旗揚げ戦で小橋建太&秋山準に玉砕した北宮光洋の奮闘を絶賛「ホントによくやった」2012年2月11日【週刊プロレス】

左から小橋建太、秋山準、北宮光洋、佐々木健介

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2012年2月11日、東京・後楽園ホールでDIAMOND RINGが再始動戦をおこなった。

 前身の健介オフィスは2007年2月に団体化。5年目の記念大会で団体名を「DIAMOND RING」に改めて、新たにスタートを切った。

 メインではDIAMOND RINGの若大将・中嶋勝彦が、現在は新日本プロレスで第3代IWGP世界ヘビー級王者になった当時DRAGONGATEの鷹木信悟と激突。2004年デビュー同士の両者による2度目の一騎打ちは中嶋が接戦をダルマ式ジャーマンで制した。

 セミではデビュー5カ月の北宮光洋が佐々木健介と組んで、小橋建太&秋山準と対戦。ビッグネームに囲まれながらも北宮はガムシャラにファイト。派手な技は何ひとつなく泥臭さだけで23分18秒もの激闘を闘い抜いた。

 試合後はその奮闘ぶりを健介が「秋山にあきらめないで向かっていった北宮の気持ちを買いたいね。あまり褒めちゃいけないんだろうけど、ホントによくやったと思います」と評価。ここまで愛弟子を絶賛するのも珍しい。

 第3試合では宮原健斗がみちのくプロレスのフジタ“Jr”ハヤトと対戦。なかなか突き抜けられなかった宮原はKIDでレフェリーストップ負けとなり「こんなんじゃダメなんですよ」と唇をかんだ。

 現在、中嶋はNOAHの金剛で妖しげな魅力を放ち、北宮は「マサ北宮」と改名して同じくNOAHの最前線を担っている。宮原も全日本プロレスのエースに成長。当時、原石だった若者たちは自分自身をピカピカに磨き上げて、プロレス界のトップ選手として業界をけん引する立場になっている。

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