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2021-07-26

【柔道】73kg級・大野将平が日本柔道史上7人目の大会連覇。男子は3日連続の金メダル

73kg級で優勝の大野将平。柔道のオリンピック連覇は、日本男子では斉藤仁、野村忠宏、内柴正人につぐ4人目の快挙(写真/GettyImages)

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男子73kg級

大野将平[旭化成]

優勝

 1年5ヵ月ぶりの実戦となった73kg級の大野将平。 畳に向かう表情は落ち着き、そして自信に満ち溢れていた。
 
 初戦からブランクを感じさせることなく、ライク(ルーマニア)を力強い内股で退けると、シログル(トルコ)を横四方固、準々決勝は第1シードのオルジョフ(アゼルバイジャン)を内股、小内刈と「技あり」2つで片づけた。準決勝もノーシードから勝ち上がったツェンドオチル(モンゴル)にジワジワと圧を掛け、最後は小外掛で畳に沈めた。

 しかし、あと一つ、連覇をかけた決勝は、過去2大会で表彰台に立っている今年の世界選手権王者のシャブダツアシビリ(ジョージア)に苦戦を強いられた。組み手で粘られ、技をかけてもかわされてポイントにならない。それでも大野はブレずに攻めた。そして延長5分26秒、最後は支釣込足で相手を畳に転がし勝負を決めた。柔道史上7人目となる大会連覇という偉業を成し遂げた瞬間だった。


◎大野将平のコメント
「リオ五輪を終えてから苦しくて、その辛い日々を凝縮したような、そんな一日の戦いでした。(決勝の相手、今年の世界チャンピオンのシャブダツアシビリ選手には)、世界選手権とオリンピックの両方獲られるわけにはいかないと、73kg級の時代を作ったのは大野将平だと胸を張って言えるように、何が何でも我慢して勝ってやるという気持ちで臨みました。理想とは程遠い柔道でしたけど、これがオリンピックで、どの選手も必死で金メダルを勝ち取りに来るということを、改めて自分も学びました」


73kg級決勝、延長戦の末にシャブダツアシビリを下した大野将平(写真/GettyImages)
73kg級決勝、延長戦の末にシャブダツアシビリを下した大野将平(写真/GettyImages)


◎大野将平/東京五輪全戦績
2回戦 ○内股△  ライク(ルーマニア)
3回戦 ○横四方固△  シログル(トルコ)
4回戦 ○合技△  オルジョフ(アゼルバイジャン)
準決勝 ○(技あり)△  ツェンドオチル(モンゴル)
決 勝 ○(技あり)△  シャブダツアシビリ(ジョージア)
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