歓喜から一夜明けた7月28日、ソフトボール日本代表の会見が都内で開かれた。東京五輪では追加種目として野球とともに採用。五輪でソフトボール競技が実施されたのは、日本が初めて金メダルを獲得した2008年北京大会以来となった。
予選リーグを4勝1敗の2位で通過した日本は、決勝で同1位(5勝)のアメリカと対戦。強敵を2対0で下し、13年ぶり2大会連続の金メダルに輝いた。チームを牽引した主将の山田恵里は、「たくさんの方々に応援していただき、皆さんに支えていただいたことで金メダルを獲ることができた。私自身、このオリンピックは(お世話になった方への)恩返しの思いで臨んだので、金メダルという形でお返しすることができて良かった」と安どの表情を見せた。

▲声援を送ってくれた人たちへ、あらためて感謝の思いを語った主将の山田恵里(写真/JMPA代表撮影)
一方で、ソフトボールは2024年パリ五輪で再び実施種目から外れることが決まっている。山田は「次のオリンピック(28年ロサンゼルス五輪)で復活できるように、ソフトボールをもっと盛り上げていきたい」と決意を固めた。
9月4日には、日本代表選手たちが主戦場とする日本リーグの後半戦が開幕する(9月4日、5日/神奈川・大和スタジアム)。この盛り上がりを、今後へとつなげていくつもりだ。