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2021-08-11

【ボクシング】尾川堅一のIBF世界戦も延期に。相手のラヒモフが負傷

尾川は7月下旬、万全の準備を進め、心身ともどもベストであると強調していた

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 8月20日、UAEのドバイで行われる予定だったIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦、シャフカッツ・ラヒモフ(ロシア)対尾川堅一(帝拳)の一戦が延期になったと帝拳ジムは発表した。ラヒモフの負傷のためで、10月に改めて、ラヒモフ対尾川の同じカードで王座決定戦が行われる予定になっている。

 帝拳ジムによると、ラヒモフが負傷し、診断した医師から1週間の練習禁止が言い渡されたことが、延期という決断の決定打になったという。試合まであと10日、尾川にとってはあまりにつらいスケジュール変更であることに違いない。すでに調整も最終段階から疲れを取る段階に入り、減量も進んでいたはずだ。だが、帝拳ジムのホームページでは、あくまで前向きなコメントを報告されている。

「ケガは仕方ないと思います。逆の立場にもなりえたわけですから。万全の状態を作れていましたのでもう一度、作り直していきます。とりあえず、食べて元気を出します。ラヒモフ選手の早期回復を祈ります」(要約)

 ボクシングマガジンの取材にも、心身ともども順調に調整ができていることを強調し、「勝つつもりです。自信もあります」と語っていただけに、準備期間が少し増えたと割り切ってもらいたいところだ。

写真◎BBM

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