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2021-08-20

アニマル浜口が引退!「この四角いリングの中に、ボクの青春がありました。人生があったんすよ」【8月20日は何の日?/週刊プロレス】

10カウントゴングを聞くアニマル浜口

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 1987年8月20日、新日本プロレス両国国技館大会でアニマル浜口の引退セレモニーがおこなわれた。

 同年、ジャパンプロレスが分裂騒動に見舞われ、長州力らが新日本プロレスに復帰。谷津嘉章らが全日本プロレスに残留。浜口は現役引退という決断をした。

 浜口は一筋のスポットライトとともに、濃紺のガウンに身を包んで入場。1万1570人という超満員のファンからは割れんばかりの大歓声が飛び交う。

 ガウンを脱ぎ捨てると、そこにはいつものワンショルダースタイルの浜口がいた。長州は目にうっすらと涙を浮かべながら「今となってはもう言うことはありません。ただ一つ…このリングの上でみなさんのいろんな夢をかなえてくれたこのアニマル浜口を、どうか記憶の中から消さないでほしいのです。お願いします」とマイクで語った。

 続いて、浜口が「長い間、ご声援ありがとうございました。この四角いリングの中に、ボクの青春がありました。人生があったんすよ。ありがとう、プロレス。さようなら、プロレス。ありがとうございました!」と別れの挨拶。団体や世代も関係なく胴上げされて、現役生活にピリオドを打った。

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