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2021-08-27

【しゅりんぷ池田のカード春秋】西武球団初の2000安打達成なるか

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間も無く2000安打!

 2019年8月に「栗山巧が球団の最多安打記録を更新」という報が出て、「あれ、西武って2000安打を打った選手がいなかったんだな」と気付きました。ほかの11球団では創立から日が浅い楽天はいないのですが、10球団には2000安打打者が出ています(近鉄も小玉明利の1877安打が最多)。

 これまでの記録を持っていたのが石毛宏典で1806安打。同氏は14年目の94年オフに監督就任を要請されますが、それを固辞してダイエーにFA移籍。2年間で27安打を積み重ねたのみで引退となりました。3位は伊東勤で1738安打。現役を22年も務め長くレギュラーでしたが、下位を打つことが多く、2000安打に届きませんでした。4位は栗山と同期入団の中村剛也。ホームランは栗山の4倍も打っていますが、打率が高いタイプではなく、大台は難しそう。5位が西鉄3連覇時の一番打者・高倉照幸。在籍14年で1446安打も、高給取りとなった高倉は経費削減のため67年に巨人にトレードで出されてしまいます。

 FA制度導入以降は清原和博、松井稼頭央、中島裕之、秋山翔吾と2000安打を打てそうな主軸打者が続々流出。球団が選手を出すのと選手が球団を出るのとの違いはありますが、主力打者が長く居つかないのが球団の伝統のようになっていて、2000安打打者が不在だったようです。

 しかし、2019年まで1825安打の栗山が、いよいよその状況を打破してくれそうです。2019年3年ぶりに規定打席に到達し、103安打をマークと余力は十分。20年目の21年には十分達成可能ではないでしょうか。
(週刊ベースボール2020年6月15日号 掲載記事再編)

BBM埼玉西武ライオンズ ベースボールカード2020 L56 栗山 巧
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