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2021-09-11

「桜庭和志はプロレスのIQも高い」中嶋勝彦インタビュー<3>【週刊プロレス】

N-1優勝トロフィーと中嶋勝彦

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 NOAH毎年恒例のシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2021」前年度覇者・中嶋勝彦のインタビュー<3>では、N-1のCブロックの最終公式戦=9・26後楽園の桜庭和志戦に対して言及。中嶋はどんな思いで臨むのか。

――今年は1ブロック4選手。勝ち点1の重みが違う上で同時に「今年は去年よりも内容にこだわっていい試合をして、いい結果を残す」ということは、A、B、Dブロックとの間接的な勝負にも勝たなければいけません。

中嶋 今年のN-1はNOAHだけじゃないでしょ。他団体やフリーの大物もいっぱいいる。レベルはかなり高いと思うよ。倒しがいのあるヤツしかいないよね。自分の試合はもちろんのこと、すべての公式戦、スリリングな試合になるだろうし、誰もが1試合たりとも油断できない。N-1すべてが過酷なリーグ戦になるだろうけど、オレはそういう中で
も内容で勝ちたい。まぁ、見てる人は楽しいだろうね。やる側はメチャクチャしんどいけど(苦笑)。

――リーグ戦3試合、決勝トーナメント2試合、その先のGHCヘビー級選手権まで合わせると、6試合もシビアなシングルマッチが続きます。

中嶋 甲子園みたいな気持ちで臨まないといけないよ。

――エントリーした16選手で気になっている選手は誰ですか?

中嶋 ケンドー・カシンだね。キング・タニーに勝ってエントリーしたでしょ。あっ、出てくるんだって。最近、杉浦軍とはけっこう当たってて、緊張感ある試合をいっぱいやってるからね。

――現在、杉浦軍だけでなく、M'sアライアンスも業界のレジェンドもいっぱい集まってきています。

中嶋 船木誠勝とも8・6後楽園で初めて対戦した。緊張感あったよ。ほかでは見ることができない刺激、プレーヤーとしてはほかで味わうことが
できない刺激が今のNOAHにはいっぱいあるんじゃない。やってても面白いし、もっともっと面白くしていきたいよね。

――船木選手との絡みはもっとやりたかった?

中嶋 もちろん。今のNOAHなら近いうちにいずれ組まれるでしょ。N-1の決勝トーナメントで当たるかもしれないし。

――同ブロックのレジェンドという意味では桜庭和志選手がいます。今年3月にはGHCタッグ選手権でも対戦しましたが…。

中嶋 あの頃と全然違うでしょ。こんな言い方をしていいのかわからないけど、プロレスが巧くなってるんだよね。本当にすごい。IQレスラーと言われるだけあって、プロレスのIQも高いよ。

――モンゴリアンチョップもやり始めました。

中嶋 こないだもよけたけど。全部よけるよ(笑)。

――対戦するたびに気になった部分としては、けっこう桜庭さんにグラウンドの攻防を挑みますよね?

中嶋 相手の土俵に入るのが好きだから。それで失敗することも多いけど。そのさじ加減をしっかりするよ。

――桜庭選手の場合、決めようと思えばどの場面でも決められます。

中嶋 別格だよね。杉浦軍ってみんな別格。一発で簡単に試合の流れを変えられる。藤田和之なら打撃、桜庭和志なら関節技。ケンドー・カシンも試合の空気を持っていく。レジェンドってひとくくりにしてるけど、それぞれの違いはあるし、その一つひとつにプレーヤーとしてどう対応すべきか。今までああいう闘い方をするタイプはNOAHにいなかったからね。これまで感じたことがない刺激が今のNOAHにはあるよ。しかも、みんなまだ動けるでしょ。

――確かにネームバリューだけで試合をしているレジェンドはNOAHにいませんね。

中嶋 そうそう。だから、非常にやっかいだよ。今、NOAHのリングは誰にでもチャンスがあるからね。若手からレジェンドまでいつ誰が出てきても不思議じゃない。

――これまであまり深く語っていませんが、武藤敬司選手に対してはどんな気持ちを持っていますか?

中嶋 別に。そんなにそこまで触れてないし。

――武藤選手がNOAH所属選手になってから4・18後楽園、8・6後楽園と2回対戦しています。

中嶋 オレは拳王みたいにうまいこと言えないから、ノーコメントで(笑)。でも、武藤敬司だけじゃないよ。M'sアライアンス、杉浦軍ってベルト持ってるじゃん。

※<4>へ続く。

【週刊プロレスNo.2138(2021年9月8日号)掲載】
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