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2021-09-16

新日本名古屋大会に大日本プロレス勢が乱入! 長州力は「やる気あるんだったら、靴もタイツもみんな持ってくりゃいいんだよ」【9月16日は何の日?/週刊プロレス】

グレート小鹿社長がコーナーで演説する中、リング上は大乱闘

 1996年9月16日、新日本プロレス名古屋・愛知県体育館大会に大日本プロレス勢が“討ち入り”した。

 同年6月30日、横浜アリーナにおける「メモリアル力道山」で長州力がインディー団体を批判。これに大日本プロレスのグレート小鹿が反論して、最終的には行動に移すことになった。

 愛知県体育館の正面入り口に横づけされたタクシーの中から小鹿社長を含むケンドー・ナガサキら大日本プロレス勢8人が姿を現した。小鹿はまず主催者の共同企画・富野徹三社長と名刺交換。礼を欠かなかった。

 大日本プロレス勢は控室に直行。中からは長州力と小鹿社長の罵り合いが聞こえてきた。控室を出た大日本プロレス勢はリングに向かい、小鹿社長がマイクを持って身振り手振りを交えて新日本プロレスを批判。リング上は新日本プロレス正規軍、平成維震軍、大日本プロレス勢入り乱れての大乱闘となった。

 ついには選手会長の橋本真也までリングに駆けつけ、長州は「やる気あるんだったら、靴もタイツもみんな持ってくりゃいいんだよ」と迎撃の方針を打ち出す。

 この日の乱入劇をきっかけにして新日本プロレスと大日本プロレスの抗争が始まった。

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