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2021-09-20

【ボクシング】ともに「自信あり!」─寺地&矢吹が調印式&会見

寺地(左)と矢吹。両者が顔を合わせるのは7月の記者発表以来

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 22日、京都市体育館で開催されるWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦の調印式&記者会見が20日行われ、チャンピオン寺地拳四朗(29歳=BMB)、挑戦者1位・矢吹正道(29歳=緑)が臨んだ。

文_本間 暁 写真提供_真正ボクシングジム

2ヵ月ぶりに顔を合わせた矢吹の変化を訊かれた拳四朗は、首を振るのみだった
2ヵ月ぶりに顔を合わせた矢吹の変化を訊かれた拳四朗は、首を振るのみだった

拳四朗の印象の変化を訊ねられた矢吹は「見ていないのでわかりません」とひと言

拳四朗の印象の変化を訊ねられた矢吹は「見ていないのでわかりません」とひと言

 粛々と行われた調印後のグローブチェック。グローブ(ウイニング社製8オンス。寺地は黒色、矢吹は青色)はそれぞれ2セット用意され、本人、陣営が試合時に使用する1セットを選ぶのだが、王者側は寺地永会長が熱心にチェックするものの、拳四朗本人はざっといじるのみ。挑戦者・矢吹が自ら手を突っ込んで真剣に選んだのとは好対照だった。矢吹のように、自身で感触を確かめるのが通常で、こんなところにも拳四朗の性格がちらりと表れる。

左から寺地会長、拳四朗、プロモーターの山下正人・真正ジム会長、安河内剛・スーパーバイザー、松尾敏郎・緑ジム会長、矢吹
左から寺地会長、拳四朗、プロモーターの山下正人・真正ジム会長、安河内剛・スーパーバイザー、矢吹、松尾敏郎・緑ジム会長

 両選手ともに「自信はあります」とひと言。ややかすれ声の拳四朗に対し、張りがあり、はっきりとした声の矢吹が印象的だった。

 同時に行われた予備検診の結果は以下のとおり。

チャンピオン
寺地拳四朗
身長  164.1cm
頸周  34.5cm
胸囲  86.5cm
視力  左0.8 右1.0
リーチ 162.5cm
拳囲  左23.2cm 右24.0cm
血圧  146/88 mm/Hg
脈拍  67/min
体温  36.3℃

挑戦者1位
矢吹正道
身長  166.4cm
頸周  34.9cm
胸囲  87.0cm
視力  左2.0 右2.0
リーチ 166.0cm
拳囲  左26.2cm 右25.1cm
血圧  131/90 mm/Hg
脈拍  62/min
体温  36.5℃

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