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2021-10-28

望月成晃が杉浦貴からGHCナショナル王座を奪取! 「28年プロレスやってきて、今日以上の勝利はない」【週刊プロレス】

GHCナショナル王者となった望月成晃

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 28日、NOAH熊本城ホール大会でおこなわれたGHCナショナル選手権で挑戦者の望月成晃が王者の杉浦貴を撃破し、第6代王者となった。

 望月はNOAH10・10大阪の6人タッグマッチで杉浦から3カウントを奪取。試合後に「NOAHのリングに来てからずっとあんたとガッチリ、シングルマッチをやりたいと思ってた」と挑戦を表明して、この日のタイトルマッチが決まった。

 望月は序盤から左腕攻めで攻め込んだが、杉浦も左足攻めで応戦。一進一退の攻防となり、徐々に杉浦が圧倒。だが、望月はオリンピック予選スラムをカウント2でクリアすると壮絶な打撃戦を制して、最後はレガースを外して頭部に強烈な“生足顔面ローキック”を叩き込んで3カウントを奪った。

 試合後、ベルトを受け取った望月のもとへレッスルユニバースで解説を務めていた拳王が登場。拳王は「オッサン同士の闘い、プロレス界で15年メインを張り続けてきた男同士の闘い、オレはな、もう飽き飽きしてんだよ。これからはな、未来のプロレスを見せなきゃいけないんだ。望月成晃、テメーにGHCナショナルのベルトは似合わない。N-1 VICTORYではオレが勝ってんだ。次の挑戦者は、このオレ、拳王だ」とNOAH9・26後楽園での勝利を通行手形に挑戦表明。望月も「N-1の借りを返す、初防衛にはちょうどいい相手だなオイ。オマエの挑戦受けてやろうか」と応じた。

 望月は「約28年プロレスやってきて、今日以上の勝利はないと思ってます。それもこれも杉浦貴のおかげです。誰に何を言われようが、杉浦貴がギブアップするまで、オレもギブアップしない」と宣言。DRAGONGATEの鉄人がNOAHの方舟で大きな結果を残した。
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