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2021-11-03

【東日本実業団駅伝】富士通が後半区間で巻き返し連覇。2位のHondaは元日での巻き返しを誓う

厚い戦力で連覇を果たした富士通(左は坂東、右は松枝)

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巻き返し誓う東京五輪代表・青木
設楽は12月の福岡国際に注目

前評判の高かったHondaだが、最後に競り負ける悔しい結果。小川智監督は「4区の青木でもう少し引き離したかったのですが、2区のロスが大きかったですね。不安視はしていましたが、ここまで悪いとは想定していませんでした。また後半の5区、6区で富士通さんの追い上げの態勢を築かせてしまったことも残念です」とレース後、淡々と振り返った。

4区区間賞の青木は東京五輪3000m障害では予選敗退に終わったものの、9月の全日本実業団5000mで今季日本リスト1位となる13分21秒81をマーク。世界の舞台を経験し、ブレイクした形だ。しかしその反動からか「故障ではないですが、走っていて痛みがあったり、足が詰まる感じがあったりなど、スッキリしない状態が続いていました」とこの日を万全の状態では迎えられなかった。しかしそんな状況下でも区間賞を獲得したところに強さを感じさせた。


万全ではなかったが、4区区間賞を獲得したHonda・青木

「チームの2位という結果を真剣にとらえないといけないと思いますが、だからといってニューイヤーも同じ結果になるとは限りません。チーム全員が100%で臨み、何人かが120%の力を発揮したチームが勝つと思うので、僕がそのひとりになりたい」と1月は優勝を狙うと断言。個人としては大学の恩師である坪田智夫・法大監督が2002年に樹立した、今も残る5区の区間記録更新も目標に挙げた。

7区を走った設楽悠太は、今年で長い歴史に幕を閉じる12月5日の福岡国際マラソンに向けた練習中でほぼ調整なしで臨んだレース。「どんな状況でも結果が残せなければ強い選手とは言えません。相手の方が一つ上でしたね。福岡ではインパクトのある走りが求められると思うので、最後の大会に相応しいレースができればと思います」と1カ月後の戦いを見据えていた。


まずは12月の福岡国際マラソンに照準を合わせる設楽

★全日本実業団駅伝出場権を獲得した上位12チームの結果
優勝 富士通 3時間40分04秒
2位 Honda 3時間40分12秒
3位 日立物流 3時間40分17秒
4位 ヤクルト 3時間41分09秒
5位 GMOインターネットグループ 3時間41分10秒
6位 カネボウ 3時間41分15秒
7位 SUBARU 3時間41分43秒
8位 小森コーポレーション 3時間43分18秒
9位 JR東日本 3時間43分43秒
10位 コニカミノルタ 3時間43分56秒
11位 サンベルクス 3時間44分36秒
12位 コモディイイダ 3時間45秒15秒

文/加藤康博 写真/中野英聡

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