close

2021-11-23

進垣リナが笹村あやめと引退試合、3年7カ月の選手生活にピリオド【週刊プロレス】

万感の引退試合を終えた進垣

全ての画像を見る
23日、千葉・2AWスクエアでおこなわれた「進垣リナ引退興行」にて進垣リナが笹村あやめと引退試合をおこない、3年7カ月となった選手生活にピリオドを打った。

’18年4月にK-DOJOで笹村を相手にデビューした進垣は、男子団体の2AWで女子選手として活動も、アイスリボン、wave、アクトレスガールズなど女子団体にも参戦して存在感を残す。

その中で「太く短く、惜しまれながら引退したい」という意志から今年4月に、自身の誕生日となる11月23日の引退を発表。最後の相手にはデビュー戦と同じ、笹村を指名した。

引退試合の3日前に試合の中で左ヒザを負傷するというアクシデントがありながらも、進垣は引退試合を決行。試合前から泣き顔となるも、負傷を感じさせない闘いぶりでこれまでの経験をすべて笹村にぶつけていく。最後は笹村がタイガー・スープレックス・ホールドで食い下がり続ける進垣の粘りを振り切った。

試合後には引退セレモニーがおこなわれ、多くの選手達から餞別の花束と誕生日プレゼントが手渡される中、「レスラーにならなけれあ出会えなかった人たちと出会えて、全部が全部悔いがないとは言い切れないですけど、いま試合を終えて清々しい気持ちで、プロレスラーになって幸せです」と笑顔で語った進垣は、12月から2AWの社員となることも報告。

紙テープを投げることができない場内に青いサイリウムが揺れる中、多くの選手達とファンから惜しまれながら、第2の人生を歩みだした。

BBM SPORTS

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事