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2021-11-23

GHCヘビー級王者・中嶋勝彦vsGHCナショナル王者・拳王2冠戦唯一の前哨戦は30分ドロー【週刊プロレス】

週刊プロレス編集部

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GHCヘビー級王者の中嶋勝彦とGHCナショナル王者の拳王

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　23日、NOAH新潟大会でGHCヘビー級王者の中嶋勝彦とGHCナショナル王者の拳王が11・28代々木の2冠戦に向けて最初で最後の前哨戦をおこなった。

　11・13横浜武道館で望月成晃を破り8カ月ぶり2度目のGHCナショナル王座戴冠を果たした拳王は、自身の37歳の誕生日におこなわれる1・1日本武道館のメインイベントに立つべく金剛の同志であるGHCヘビー級王者・中嶋に2冠戦を要求。両者は10・3後楽園のN-1 VICTORY優勝決定戦で中嶋が勝利して以来の対戦となった。

　互いに先発を買って出ると緊張感あるスタンドの攻防を展開。試合中もいくどとなく鋭く重い打撃を打ち合ったが、どちらも一歩も引かなかった。

　試合が佳境を迎えて中嶋が覇王にラッシュ。フォールの体勢となったが、あえて3カウントを奪わずに拳王の控えているコーナーへと覇王を投げて拳王とのタッチを要求した。

　中嶋と拳王が激しい蹴り合い。残り時間2分で拳王のPFS（ダイビング・フットスタンプ）が決まる。中嶋もヴァーティカルスパイクで反撃。ダブルダウン後に激しいミドルキックの打ち合いが続く中でタイムアップとなった。

　唯一の前哨戦は30分時間切れの引き分け。中嶋は「一言だけ。取るか、取られるか。もちろん取るのはオレだけどな」と語り、拳王も「オレはまだピンピンしてるぞ。まだやり足りないぞ。オレが1月1日、日本武道館のメインで最後に入場するためには、テメーのベルトが必要だ。代々木でテメーのベルト奪ってやるからな!」と必勝を誓った。
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