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2021-12-10

中嶋勝彦が1・1日本武道館に参戦するKENTAを語る「“今”のNOAHのすごさを感じてもらいたい」【週刊プロレス】

2014年5月、KENTAのNOAHラストマッチでKENTAにエルボーを叩き込む中嶋勝彦

 NOAH1・1日本武道館が迫ってきた。同大会には現在、新日本プロレスで活躍しているIWGP USヘビー級王者・KENTAの参戦が決定。WWE時代にイタミ・ヒデオのリングネームで2018年9月1日のNOAH「丸藤正道20周年記念大会」両国国技館大会に参戦しているが“KENTA”としては2014年5月17日のNOAHラストマッチ以来7年8カ月ぶりの古巣参戦となる。

 そのKENTAのラストマッチで対戦し、ピンフォール負けを喫したのが現GHCヘビー級王者の中嶋勝彦だ。当時、中嶋は握手を求めるKENTAに張り手を放ってから「今日闘って、自分が思うのはKENTAは必ずNOAHに戻ってくる。だって、こんなに最高な試合、ヨソじゃできないですよ。それはすごく本人が感じてると思う。このまま負けて終わりたくないし。また戻ってきた時には必ず倍以上仕返ししてやります」と語っていた。

 NOAH1・1日本武道館大会でKENTAは杉浦貴&桜庭和志と組んで、マサ北宮&稲葉大樹&稲村愛輝と対戦。中嶋はメインでGHCヘビー級王者として潮崎豪の挑戦を迎え撃つ。直接対戦するわけではないが、中嶋はKENTA参戦について何を思うのか。

「いえ、別に。逆に意識した方がしますって言った方がいいの? オレとしては故郷に一夜限り帰ってくるって感覚。何のために帰ってくるのかわからない。対戦カードを見ても、お正月に実家に里帰りしてくるみたい感じじゃないの? まぁ“今”のNOAHのすごさを感じてもらいたいよね。やっぱ実家は居心地がいい…で終わらないと思うよ。

 KENTA選手に対して興味がない…とは言えないよね。新日本プロレス1・8横浜アリーナ参戦もあるしね。でも、今、オレはKENTA選手よりも興味があることをしてるから。GHCヘビー級王者として時代を動かし続けてるんで」

 KENTA7年8カ月ぶりの参戦でよりいっそう注目度が増しているNOAH1・1日本武道館大会。そのメインイベントで中嶋はNOAHの“今”をかつてのライバルにも見せつけようとしている。

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