GHCヘビー級＆ナショナル2冠調印式で新日本1・8横浜アリーナ参戦について質問された拳王が「次の質問をお願いいたします」【週刊プロレス】

26日午後5時よりNOAHが11・28代々木大会に向けた会見を開催。会見の中でGHCヘビー級＆ナショナルダブル選手権の調印式がおこなわれ、GHCヘビー級王者・中嶋勝彦、GHCナショナル王者・拳王のコメントは以下。

拳王「オレの夢であった日本武道館大会が今年実現した。夢がかなったら、欲が出てくるよな。それは日本武道館、メインで最後に入場することだ。元日、日本武道館大会、メインで最後に入場するために中嶋勝彦の持つベルトが必要だ。オレは夢を実現するために中嶋勝彦の持つGHCヘビーのベルトを死に物狂いで奪ってやるからな。明後日の代々木は今まで見たことがないような拳王が現れるから楽しみにしておけ」

中嶋「またオレの目の前に美味しいものが来たな。史上初2冠になって、時代を早く進めるぞ」

――日本武道館大会のメインへの思い入れは？

拳王「オレの夢は日本武道館のメインで入場することだ。毎晩、そのことを考えてる。考えただけでも幸せな気持ちになってくる。オレが元日、日本武道館のメインで最後に入場する…正夢にしてやる」

中嶋「オレも1月1日、思い入れ深い日なんだよ。拳王は誕生日だけど、1月1日、元日はオレがNOAHに入った日なんだよ。日本武道館への愛着もある。この代々木で2本のベルトを掲げて、日本武道館で最後に入場をするのはオレだ」

――拳王はどんな存在？

中嶋「金剛のリーダーだから引っ張っていってくれてるし、そのリーダーのラブコールだからね。応えないと、ね」

――金剛対決で団体の頂点を争うが？

拳王「金剛がNOAHを引っ張ってる。それだけじゃ満足いかないぞ。日本のプロレス界を引っ張る、世界のプロレス界を引っ張る、そんな軍団にしたいと思ってる。中嶋勝彦は今まで数々闘ってきたレスラーの中で蹴りではナンバーワンだと思う。オレも中嶋勝彦に負けないぞという気持ちは世界一…いや、宇宙一あるんだ。これだけやり尽くされたプロレス。行き過ぎた今のプロレス界において、また一つの分野、新しいものが創れると思う。今まで見たことないような試合、内容、ハート、それらを全部わからせるような試合を代々木でおこないたいと思ってる。金剛が日本一、世界一の軍団になるような試合をやってやるよ。そして、オレがベルトを中嶋から奪う」

――今の拳王の言葉を聞いて？

中嶋「そもそも拳王のラブコールに応えたのも、金剛がNOAHの中心でしょ。もっといくよ。代々木からもっと進めていくぞ。想像しろ。感じろ。そして、代々木を見ろ」

――中嶋にはシングル2連敗中だが、必勝法などはある？

拳王「必勝法？　そんな小細工をするような闘いにはならない。己の強さをぶつけ合った上でどちらが最後に立ってるか。そういう闘いになる。だけど、オレは日本武道館のメインで最後に入場するという思いがある。この夢を実現させる。この強い思いで2連敗中の中嶋と対戦したら、オレの思いをすべてぶつけたら、オレは必ず勝てると思う。

――11・28代々木前に新日本1・8横浜アリーナ大会へのNOAH勢の参戦が発表されたが、その件についてはどういう見解か？

拳王「次の質問をお願いいたします」