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2022-02-04

【2021スポーツカード大賞】#10 ベストデザイン部門

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毎年恒例のスポーツカード大賞! ディーラーズ座談会で決定します。連載第10回は、ベストデザイン部門をお届けします。

参加ディーラー
佐伯 篤SAトレーディング)写真・中
酒井裕之ミント池袋店)写真・左
高橋高弥ミント立川店)写真・右


ベストデザイン部門

佐伯 次は【ベストデザイン部門】です。

酒井 トップスが出している「プロジェクト70」という企画カードが面白いんですよ。期間限定でシングルカードをホームページから買えるんですけど、今年は大谷翔平選手のおかげで大注目されました。いろいろなアーティストが趣向をこらしたカードを自由に作っちゃうというシリーズで、大谷選手がガンダム風ロボットのパイロットになっていたり、ポケモンカード風にデザインになっていたりするんです。パラレルの種類数も多くて、シリアル入りはもちろん1of1や直筆サイン版もあって、プレミアになりました。

私は国内のカードではデザインが素晴らしかった「Picturesque」を推したかったんですけど、どちらかを選ぶとすれば「プロジェクト70」の方が面白いと思いました。

佐伯 かなり話題になりましたよね。アーティストを使って手書きのイラストを入れたりするのは「スター・ウォーズ」のカードシリーズなどでずっとやってきましたから、それを野球にも取り入れたのは面白いアイデアだと思いました。日本でもBBMあたりにチャレンジしてみてほしいですよね。写真素材は持っているんだから、新進気鋭のアーティストに頼んでイラストを描いてもらって。

高橋 日本人だと田村大さんという方がNBAのイラストで世界的にも有名ですよね。日本のプロ野球チームとコラボして坂本勇人選手などの現役選手も描いていますから、面白いんじゃないでしょうか。

酒井「プロジェクト70」のモダンアートみたいなデザインが、カードのホビーとしての面白さを広げてくれたような気がします。

高橋 実は、私も同じ「プロジェクト70」から選んできたんです。イチロー選手に日の丸のデザインをコラージュしたデザインがめちゃくちゃカッコいいと思いました。たぶん64年の東京オリンピックのロゴがモチーフになっているんですよね。

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