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2022-02-08

武藤敬司が左股関節負傷で長期欠場&GHCタッグ返上「痛みが治まってきたら、夢の続きをまた見たい」【週刊プロレス】

丸藤正道と武藤敬司

8日午後4時より都内・千代田区のホテルメトロポリタン エドモントにて、NOAHが会見をおこない、武藤敬司が左股関節唇損傷により、長期欠場することを発表。丸藤正道と保持していたGHCタッグ王座の返上も発表した。

会見における両選手のコメントは以下。

武藤「実はですね、今年の1月1日、日本武道館大会の試合後ぐらいから左の股関節が痛くなりまして、いまだに歩くこともままならない。病院に行ったところ、長期欠場した方がいいんじゃないかと聞いて、そのむねを会社に伝えて、結論を言うと、長期欠場をすることになりました。今、GHCのタッグチャンピオンである丸藤、オレ…パートナーの丸藤選手には非常に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、断腸の思いで、ベルトを返上することになりました」

丸藤「ボクも武藤さんほどではないですけど、大きなケガとか手術をしてきて、何かに挑戦するよりも、こういう決断をする方がすごく勇気がいる。武藤さんからこの話を直接聞いて、今、NOAHが武藤さんにとってホーム。長期欠場ということですが、また調子がよくなったら、安心して戻ってこられるリングにボクをはじめNOAHの選手でしっかりと盛り上げて待っていたい。ベルトがこういう形で返上になりますが、ある意味、武藤&丸藤は誰にも負けなかった。未来を楽しみにしてます」

※以下、質疑応答。

――予兆はあった?

武藤「実は前から予兆は感じてたんですけど、1月1日の試合はこなして、勝つこともできたんですけど、試合終わった後になんか調子が悪くなって。1月5日(後楽園ホール大会)は痛い中で試合をして、1月8日(新日本横浜アリーナ大会)はちょっと試合ができないという状態で。1月7日に股関節の関節の中に痛み止めの注射を打ってもらって、8日は何とかこなすことができた。痛み止めが切れた途端、本当に動かなくなっちゃってですね。その悪い状態がいまだに続いてるような感じですね」

――4年前に人工関節となったが、その影響は?

武藤「やっぱりヒザがよくなったけど、その分、プレッシャーというか、圧力が全部股関節にいってると原因について医者は言ってました」

――現役続行については?

武藤「そんなことは医者が決めることじゃなくて、オレが決めることであって。とにかく今はMRIとか撮っても関節が炎症を起こしてて、水がたまってるような状態。そういうのが痛みの原因となってるわけであって、それが少し治まってきたら、夢の続きをまた見たいなと思っております」

――今年は還暦イヤーだが、年内復帰?

武藤「今、寒い中で少し暖かくなってきたら、動けるようになるのではないかという希望ですね。またこれを取り戻して、夢の続きを追いかけて、ほかのメディアにも公言してるけど、今年は誕生日が来たら還暦。普通の人は赤いちゃんちゃんこ着るわけだけど、NOAHには赤いベルトがあるからね。そのベルトを取りにいきたいなっていうのも1つの夢だからね。何とか治して、夢に向かってがんばっていきたい」

――欠場中、NOAHに望むことは?

武藤「いや、今のままがんばってくれれば。今は右肩上がりでいい感じで映ってるから。今のままでいいんじゃないかな」

――タッグ戦線の活性化を見据えてきたが、返上後もその気持ちは変わらない?

丸藤「武藤さんがおっしゃるように夢の続きというか、返上というのも1つのストーリー。ここからほかの選手がベルトに対して、どういう思いでどういう行動を示していくのかっていうのもGHCタッグのストーリーになっていく。もしかしたら、ボクの隣に新しい人間が現れるかもしれないし。そうじゃないかもしれない。プロレスは何が起きるかわからない。タッグのベルトを次どうしていくか。そこはファンのみなさんには楽しみにしてもらう部分でいいんじゃないかなと」

――手術はする?

武藤「手術の予定は入っていません。ちょっとしたリハビリと股関節の隙間が減ってきてるから、ヒアルロン酸とか油を注いで。あとはリハビリですね」

――期間は不明?

武藤「気持ち的にはいつでもいきたい。でも、痛みがあるから。この痛みさえ消えたらいつでもいけると思ってます。炎症が収まってくれたらいけるかなと思ってます」

――最初に違和感を覚えたのは?

武藤「そんなに痛くはないけど、違和感だと(昨年)10月ぐらいから感じてたかな」

――昨年6月にムーンサルト・プレスを決めたが、その影響は?

武藤「アレは全然、(影響)ないです」

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今週号の表紙はスターダム後楽園のメインでなつぽいとの30分熱闘ドローでハイスピード王座を防衛したスターライト・キッドです。名古屋ビッグマッチ3日後におこなわれた大会でも次なるビッグマッチへの流れが多く生まれてます。名古屋に続き登場したプロミネンスの世羅&藤田と朱里&テクラが次回後楽園でタッグ対決決定など急展開。そのほかの試合も含めてリポートします。巻頭カラーは2週間ぶりに試合を再開した新日本の幕張大会。IWGP世界ヘビー級王者・オカダとの前哨戦を闘った内藤が、その後のプランなども明かしています。またIWGPタッグ王者の一人、YOSHI-HASHIにインタビュー。デビュー13年で初めてIWGPの冠を取った気持ちなど聞いています。この時期毎年恒例バレンタイン企画「女神たちの告白」。ビジュアル派女子レスラーにバレンタインの思い出、理想のタイプなどを聞く人気企画。今年は6人の女子選手を特写。昨夏にコロナ重篤化で倒れて半年。奇跡的回復を成し遂げた日本プロレス界の名物リングアナウンサー、田中ケロさんを仕事復帰後初インタビュー。命の危機から仕事の現場に戻ってくるまでの半年間を赤裸々に語ります。そのほかドラゲー後楽園、全日本・大阪、DDT沼津、GLEAT大阪、大日本・後楽園、FREEDOMS後楽園、天龍プロ新木場、東京女子・両国、アイスリボン・蕨、wave新木場など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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