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2022-02-25

“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダーが師匠のマサ斎藤に三行半!【週刊プロレス昔話】

ビッグバン・ベイダーとやり合う長州力&マサ斎藤

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1989年1月10日、新日本プロレス千葉大会のメインイベントで「バーニングバトル」と銘打たれたシングル三連戦初戦の長州力vsビッグバン・ベイダーがおこなわれた。

 ベイダーが甲冑を脱いで、恒例となっているスモークの“儀式”をしているところに、長州が走り込んでラリアット一閃! その後は両者のパワーが真っ向から激突する白熱戦となった。しかし、最後は逆上したベイダーが、コーナーに長州を逆さ吊りにして、そのまま攻撃を続けた上、制止に入ったレフェリーを突き飛ばしたため、6分49秒、反則負け。

 試合が終わっても、ベイダーはなおも攻撃の手を緩めない。両者の“親分”マサ斎藤が登場して制止しようとしたが、逆にうるさいとばかりに殴りかかられた。

 これでは斎藤も黙っていられない。ボディースラムを決めると長州とのダブル・ブレーンバスターでベイダーを叩きつける。

 斎藤に見いだされ日本上陸を果たしたベイダーが師匠に事実上の三行半だ。この一戦以降、両者は激しい抗争を繰り広げていく。

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