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2022-02-26

長州力がビッグバン・ベイダーのマスクをはいで血祭りに…【週刊プロレス昔話】

ビッグバン・ベイダーのマスクをはいだ長州力

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1989年1月16日、新日本プロレス大阪大会で長州がベイダーとの「バーニングバトル」第2戦で玉砕を果たした。

 6日前の千葉大会では反則決着に終わった両者のシングル。この日も長州はベイダーの“儀式”を妨害し、試合開始早々にマスクをはいでしまう。

 ベイダーの正体がレオン・ホワイトであることは誰も知っているが、本人としては屈辱。素顔をさらしたのは1987年12月27日の両国国技館、あの暴動が起きたデビュー戦以来だ。

 長州はなおも攻めまくり、大一番で飛び出すドロップキック、バックドロップ、ラリアットで猛攻。場外戦では鉄柱攻撃で流血させる。

 これで火がついたベイダーはリング上でラリアットを相打ちに持ち込んで、再度ラリアットを決めるとフライング・ボディープレスで圧殺。完璧なフォール勝ちを収めた。

 勝敗的にはベイダーがものにしたが、試合内容的には長州が圧倒。大阪府立体育会館は大熱狂に包まれた。

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