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2021-11-09

長州力の伝説的なマイク「藤波、前田、噛みつかないのか!?」【週刊プロレス】

長州力、前田日明、藤波辰巳がマイクで自己主張

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 1987年6月12日、新日本プロレス両国大会のIWGP決勝はアントニオ猪木vsマサ斎藤となった。同一戦はIWGPヘビー級王座決定戦としておこなわれ、猪木が14分53秒、バックドロップを切り返して体固めで勝利。初代王者となった。

 その直後に大事件が発生!

 なんと長州力がリングに上がってマイクで「藤波、オレは自分たちの時代を作るために3年間、叫んできたんだぞ! 藤波、前田、噛みつかないのか!? 今しかないぞ、オレたちがやるのは!」とアピール。ゲスト解説として放送席にいた藤波辰巳、前田日明がリングに上がった。

 猪木はベルトを見せつけ、マイクで「テメーらの力で勝ち取ってみろ!」と応戦。斎藤、坂口征二と握手。長州は藤波、前田と共闘する姿勢を見せた。

 ここで前田は「ゴチャゴチャ言わんと、誰が一番強いか決まるまでやればいいんだよ、決まるまで!」とこちらも歴史に残るマイク。最後は藤波が「やるぞ!!」と絶叫して、新日本の世代闘争が幕を開けた。

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