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2022-03-28

【夏場所予想番付】栃丸、悲願の新十両昇進

チャンスを逃し続けていた栃丸が、ついに念願の新十両昇進

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好成績力士多く大渋滞の三役枠

春場所は第一人者の照ノ富士が途中休場し、優勝争いは大混戦。決定戦の末に新関脇の若隆景が初優勝し幕を閉じた。

カド番大関の2人は何とか勝ち越し、大関の序列は御嶽海、正代、貴景勝の順で、横綱が東に1人なので3人目の貴景勝は西となる。

三役陣は両関脇が勝ち越したので変わらず。小結は隆の勝が大きく負け越して陥落。西で8勝した豊昇龍が東となる。三役の枠は1つしか空かず、三役に上がれる成績を残した力士が大栄翔、逸ノ城、霧馬山、琴ノ若、髙安と5人もいるため、小結を4人にすることも考えたが、そうすると別の問題が起こってしまう。

平幕の7勝8敗で据え置きにした力士が、上からの順番では変わらないのだが、番付の枚数が上がってしまうのだ。そこで東筆頭で勝ち越した大栄翔を西の小結にして、あとの4人には泣いてもらった(実際の編成ではどうなるかわからないが)。

平幕の編成も渋滞しているところが多く難しい。3枚目で1勝14敗の明生は、上位と総当たりなので、星勘定どおりには落ちないのだが、それでも落とさなさすぎになってしまった。これ以上落とすと、負け越した碧山、妙義龍の番付が上がってしまうのだ。錦木を大きく上げる可能性もあるが、全体のバランスを考えた。

幕内と十両の入れ替えは、幕内から落ちる成績の力士が、天空海、千代の国、輝、千代丸の4人。十両から上がれる成績の力士は王鵬、東龍、翠富士の3人。ここでは千秋楽に上位の阿武咲に敗れた千代丸(下4枚半で5点負け)を残した。4番手となる西十両2枚目の英乃海は、千秋楽、明らかな入れ替え戦で敗れての8勝7敗なので、まず無理だろう。昇進力士は全員、再入幕となる。

十両と幕下の入れ替えは、十両から落ちる成績の力士が琴裕将、白鷹山、美ノ海、貴健斗の4人。幕下から上がれる力士は千代嵐、栃丸の2人。以下優先順に西川、北青鵬、對馬洋だが、ここでは西川まで上げて、下半枚で1点負けの貴健斗を残した。

貴健斗も落として、西5枚目で5勝の北青鵬を挙げる可能性もあるし、美ノ海を残して、西川が上がらない可能性もある。栃丸、西川が上がっていれば、うれしい新十両昇進だ。

文=山口亜土

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