close

2022-03-29

【ソフトボール】JDリーグがついに開幕!歴史に残る初戦はトヨタが勝利

JDリーグ開幕戦で勝利投手となったモニカ・アボットを称えるトヨタナイン(写真/矢野寿明)

全ての画像を見る


決勝適時打を決めたトヨタの四番・下山絵理
▲決勝適時打を決めたトヨタの四番・下山絵理(写真/矢野寿明)

 投手陣の粘りで両軍無得点のまま最終回を迎える。ここでゲームを動かしたのは、この回先頭打者のトヨタ新加入バッバ・ニクルス。来日初安打となる左前二塁打を放ち、二番・伊波菜々の犠打で三塁へ。続く石川恭子は三ゴロに倒れ、二死三塁で打席に立ったのは四番・下山。「それまでチャンスで3打席凡退していたので、最後は絶対に点を取るんだという強い気持ちで入った」と、濱村の4球目を中前に打ち返し待望の1点を奪った。

 その裏をアボットが3人で抑え、トヨタがJDリーグ初試合で勝利。その試合のMVPを意味するMWP(MOST WOW PLAYER)に選ばれた下山は、「JDリーグ開幕戦はこの試合しかないので絶対に勝つという気持ちがチームを一つにしてくれた」。自身の初陣でもあった馬場幸子監督は「素晴らしい環境で試合ができたことに感謝しています。選手たちはよくやってくれた。点の取れない苦しい戦いの中でも気持ちを切らさずに戦ってくれました」と選手を称えた。


JDリーグの幕開けとなったビックカメラ高崎対トヨタの開幕戦は6502人の観客が集まった
▲JDリーグの幕開けとなったビックカメラ高崎対トヨタの開幕戦は6502人の観客が集まった(写真/矢野寿明)

 試合前には宇津木妙子氏による「ドリームノック」や「親子キャッチボール」といったイベントが開かれ、ビックカメラ高崎、トヨタを除く14チームの選手やオリンピアンも参加。また、国歌斉唱は元豊田自動織機の阿南恵子氏、河澄星菜氏が務めた。島田利正チェアマンは「JDリーグは選手が宝。元選手やオリンピアン、他のチームの選手も来てくれたのは、JDリーグらしさ、JDリーグのいいところが出ていたと思う」と語った。

 月曜日にナイター試合を行う「マンデーソフトボール」という新しい試みでもあった開幕戦は、6502人のファンが球場まで足を運んだ。また、ライブ動画配信の視聴者は累計20万人を超え、多くの人の注目を集めた。島田チェアマンは「ホッとしているところもあれば、ああしたほうが良かったということもかなり多い。反省をしながら一歩ずつ前へ進んでいきたい」と今後のさらなる発展への思いを口にした。


試合前イベントで宇津木妙子氏からノックを受けたJDリーグの14チームの選手たち
▲試合前イベントで宇津木妙子氏からノックを受けたJDリーグの14チームの選手たち(写真/矢野寿明)

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事

RELATED関連する記事