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2022-04-05

北尾光司が新日本初観戦でクラッシャー・バンバン・ビガロと一触即発! 長州力「絵になってたな」【週刊プロレス昔話】

クラッシャー・バンバン・ビガロとにらみ合う北尾光司

1989年8月25日、元横綱でプロレスデビューが決まっている北尾光司が新日本プロレス後楽園大会を初観戦した。

 北尾は遠藤光男氏と一緒に午後7時35分に会場入り。さっそく日本側の控室を訪問して、坂口征二社長と握手。アントニオ猪木も現れたが、その時には報道陣はシャットアウトされた。

 第6試合の途中から会場北西のリングサイド席に座ったが、さすが“プロレスの聖地”である。場内からは「よく見ておけよ」「やめるなら今のうちだぞ」というヤジも飛ぶ。

 迎えたメインイベント。クラッシャー・バンバン・ビガロが苛立ちながら入場し、客席の北尾を見つけると指をさして挑発。売られたケンカは買うしかない。北尾は席を立つとファイティングポーズを決めながら「ビガロ、カマン!」と叫ぶや、目の前のフェンスを蹴り飛ばした。

 場内にはその音が響いたため、一時は騒然となる。「ビガロ」「キタオ」コールが交錯する中、遠藤氏が止めに入り、坂口社長や馳浩らまで駆けつけた。

 緊張感が漂う中でビガロの対戦相手である長州力がやってきて、北尾に気をとられているビガロを急襲。そのままメインが始まった。

 わずか2分38秒。長州のラリアット2発でケリがついた。試合後、長州は控室で北尾と握手を交わし「試合がかすんじゃったな」と苦笑い。その一方で「絵になってたな」「ビガロとやったらいいんじゃないか。坂口さん、ビガロとやらせたらどうですか?」とも発言。元横綱のプロレスラーとして高いポテンシャルが垣間見えた一幕だった。

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