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2022-03-31

FMW旗揚げ会見で大仁田厚が青柳政司の襲撃を受けて救急搬送…【週刊プロレス昔話】

青柳政司に襲われた大仁田厚

 1989年7月28日、東京・赤坂の全日空ホテルにて、大仁田厚率いる新団体「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング(略称・FMW)」の設立会見がおこなわれた。

 顧問の新間寿氏は「ルチャ・リブレでもアメリカン・プロレスでもファンのニーズに応えていきたい」と新団体の方向性を示した。エースの大仁田は「こんなにマスコミのみなさんが集まってくれるとは…。生きていく上で、プロレスはオレのすべてです」と声を詰まらせたかと思えば「こうして旗揚げした以上、空手に負けるわけにいかない」と宣言。その時だった。

 同年7月2日の梶原一騎追悼記念大会で大仁田と対戦し、大混乱を巻き起こした誠心会館の青柳政司が乱入し「記者会見やってんじゃねぇか! おい、勝負しろ!!」と叫ぶ。瞬く間に乱闘になったが、うずくまっていたのは大仁田。正拳と蹴りを食らいまくって、口から血を吐いてダウンしてしまう。

 ただちに119番へ通報。会見場に東京消防庁の救急隊が出動し、大仁田はタンカで運ばれていった。そのため、予定されていた質疑応答は中止。FMWは波乱の幕開けとなった。

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週刊プロレスNo.2173(2022年4月13日号/3月30日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は新日本・大阪大会の「NEW JAPAN CUP」で4年ぶり2度目の優勝を果たしたザック・セイバーJrです。史上最大規模で開催された今年のNJCのファイナルは大阪城ホール2連戦。決勝&準決勝のほかに藤波辰爾が特別参戦してオカダ・カズチカと初対決した試合や4月の両国ビッグマッチへ向けた動きもあり。スターダムは両国国技館2連戦を開催。女子プロレス団体では初となる両国2デイズは注目カード目白押しのビッグマッチ。ワールド王者・朱里とワンダー王者・上谷は連日にわたり防衛戦。ほかにもKAIRI凱旋、DDMvsプロミネンスなど話題豊富な大会は本誌だけでなく4月1日発売の増刊号でも詳報。久々となる「週刊プロレスアルバムシリーズ」は旗揚げ20&21周年記念でゼロワンを大特集。ZERO-ONEとして旗揚げしてから20年以上の時が過ぎた現在もZERO1として存続。4・10両国国技館大会を前にあらためて団体の歴史を多角的に振り返ります。企画ものではタイガーマスク&スターライト・キッドの男女虎対談も必読。NOAHは後楽園2連戦を開催。ナショナル王者・船木は鈴木秀樹相手に防衛。ほかにも潮崎がGHC王者の藤田へ挑戦表明、ドラゲー勢乱入など4月の両国2連戦へ動きが加速。そのほか全日本・所沢、DDT後楽園、GLEAT新宿、ドラゲー須坂、大日本・名古屋など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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