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2022-04-06

【ボクシング】決戦まであと3日。ゴロフキンが仕上げの調整

決戦まであと3日。ゴロフキンの練習は仕上げの段階に入っている

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 IBF世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン=39歳)は、6日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を行った。3日後にWBA世界同級スーパーチャンピオンの村田諒太(帝拳=36歳)との統一戦(9日・さいたまスーパーアリーナ)を控える史上有数のハードパンチャーの調整は、最終段階を迎えている。

 試合をまじかに控えているゴロフキンの練習はごく軽め。ストレッチで体を慣らし、縄跳び、シャドーボクシングなど。45分間で打ち上げ、笑顔でジムを後にした。書面でのインタビューに応じ、その応答は以下のとおり。

──日本滞在時のホテルでの生活、食事、環境面はいかがですか。先月、日本で大規模な地震もありましたが、心配はありましたか。

ゴロフキン まずは皆さまにご挨拶したいです。すべて満足しています。受け入れ体制は万全。必要なものはすべて整えてもらっています。すべて揃えてもらい、とても快適で、これについては感謝です。来日してすぐに地震がありました。そんなに反応しなかったです。すぐに止まりましたし。

──新型コロナウイルス対策を徹底されているそうですが、バブル状態でもあり、不便を感じる部分はありますか。

ゴロフキン これに関して不便を感じることはまったくありません。ルールですし、自分にとっても一番大事なのは健康なので。ボクシングに支障がないように、誰もに健康被害がないようにするのが一番です。

──接する人数は限られていると思いますが、日本人についての印象はどうですか。

ゴロフキン 日本の印象は素晴らしいです。すべてがプラス方向。天気も素晴らしく、人々も素晴らしい。これはある程度想像していたし、そのとおりでした。気配りやサービス。これまで私が経験したなかで最高だと思います。それから日本ではスポーツが愛されていて、選手を応援しています。何ごとにも尊敬を持って接しているのがわかります。伝統や文化を感じて、とても居心地がいいです。
ロープを飛ぶ。ジムで動いたのは45分ほど。ごく軽めの内容だった
ロープを飛ぶ。ジムで動いたのは45分ほど。ごく軽めの内容だった

──村田選手がプレスをかけて前に出る展開が予想されますが、どう対処しますか。逆にゴロフキン選手からプレッシャーをかけていきますか。可能な範囲でかまいませんので、教えてください。

ゴロフキン 現時点でどういう試合展開になるかを予測することはできません。2人とも試合が始まってからの対応は複数のパターンを用意してきていると思います。一つだけ約束できるのは、見応えある試合になるということです。

──前回の試合から1年4ヵ月。ゴロフキン選手にとって最長のブランクとなりましたが、それにはどのような対策をしていますか。

ゴロフキン 確かに前回の試合からかなり時間が経っています。飲み込まなければいけないことはたくさんあります。ただ、これだけ長く時間が空いてしまったのは自分に原因があるわけではありません。それに対戦相手(村田選手)も同じ状況にあること、これは私にも彼にも同じ条件なのです。プロモーター、関係者にこの試合を企画してくれたこと、実現にこぎつけたことにお礼を言いたいです。

写真◎帝拳ジム提供

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