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2022-04-22

大仁田厚が日本初の有刺鉄線デスマッチ制す! 今では珍しい天井からの写真も…【週刊プロレス昔話】

 現在でこそポピュラーになったデスマッチだが、ここまでプロレスにおける1つのジャンルとして浸透させた最大の立役者は大仁田厚。1989年12・10後楽園で、FMWが日本初の“有刺鉄線デスマッチ”をおこなった。

 対戦カードは大仁田&ターザン後藤vs松永光弘&ジェリー・グレイマン。プロレス対空手の異種格闘技タッグマッチだった。今は“有刺鉄線ボード”が定着しているが、この時はロープに張り巡らされる形で、慣れぬ形式に大仁田の腕はザックリと切れ大流血となっている。

 また、同試合を報じたプロレス専門誌「週刊プロレス」は珍しい天井からの写真を使用。普通のプロレスではありえない、血塗られたリングが鮮明に映っており、大流血に追い込まれた大仁田の腕の写真もセンセーショナル。このタッグマッチを制した大仁田はフラフラになりながらも「みなさん、見てくれたでしょう?」と魂のマイク。カリスマ化の道へと向かう過程に、初の有刺鉄線デスマッチもあった。

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