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2022-05-30

【陸上】長嶋幸宝(西脇工高)が兵庫県高校総体1500m・5000mで2年連続二冠

13分台をマークした兵庫リレーカーニバルと同じポーズでフィニッシュし、2年連続二冠を達成した長嶋(写真/荘司結有)

5月27日から3日間、兵庫県神戸市のユニバー記念競技場で行われた兵庫県高校総体。最終日の男子5000mでは、長嶋幸宝(西脇工高3年)が13分59秒15で制し、2009年に西池和人(須磨学園高)が樹立した14分09秒10の大会記録を13年ぶりに塗り替えた。初日の1500mも3分48秒28で優勝し、2年連続二冠を達成した。

今季3度目の13分台でV2

5月の「ゴールデンゲームズ in のべおか」で高校歴代5位の13分37秒46をマーク。4月24日の兵庫リレーカーニバルから始まり、今季3回目の13分台を叩き出した。

初日の男子1500m決勝では、終始先頭でラップを刻んだ長嶋。5000mでもレースを引っ張るつもりだったが、レース前の流しで左ヒザ裏に違和感を覚え「無理をせずにしっかりゴールする」とプランを切り替えたという。

気温は28℃を上回り、蒸し暑いコンディションのなかでスタート。長嶋は序盤から前田和摩(報徳学園高3年)の背中にピタリとつき、1km2分50秒〜54秒の大会新ペースでレースを展開した。前田との二人旅が続いたが、ラスト400mで長嶋が一気に前へ。一周60秒を切る得意のスパートで仕掛け、右手で「1」を高く掲げてゴールした。

「足立(幸永)先生に『かっこよくゴールしろ』と声をかけられたので、リレカー(兵庫リレーカーニバル)のときと同じポーズでゴールしました」と長嶋。狙っていた大会記録を更新して、レース後に控えめな笑顔を見せた。

1500m、5000m共に「勝ち」にこだわり、レース展開を重視したそう。「余裕を持って走り、ラストだけ切り替えるというインターハイで勝つイメージができました。力まずにスパートをかけられたことが勝因だと思います」とレースを振り返った。

 まずは近畿大会を二冠で突破し、インターハイでは1500mで自己ベスト更新、5000mで日本人トップを狙う。

「前を引っ張っても大崩れしないという自信がついたらレースを引っ張りたい。または、積極的に留学生についていき、ラストで差せたらいいなと思います。5000mでは佐藤圭汰さん(洛南高・京都、現・駒大1年)の高校記録も視野に入れて挑戦したいです」

文・写真/荘司結有

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