11月23日、兵庫県三田市の三田市総合文化センター郷の音ホールで開催される「三田から世界へ16」の発表会見が9日、大成ジムで開かれ、4団体の元世界ミニマム級チャンピオン高山勝成(寝屋川石田)、IBF世界スーパーフライ級13位の石田匠(井岡)ら出場者が記者会見を行った。
写真上=マスク着用で会見した(左から)石井、加納、高山、松岡
東京五輪予選で敗れた高山は、プロ復帰戦でIBF世界ライトフライ級8位の小西伶弥(SUN-RISE)との6回戦が決定。「勝たないと次につながらないので、しっかり練習して勝ちたいと思います」と決意を見せた。小西も昨年5月にIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(ニカラグア)に敗れて以来の再起戦。高山は小西の印象を「元日本王者で、世界戦のキャリアもある。前に来るファイターだと思います。こちらもキャリアはあるので、しっかり対応したい」と語った。
昨年末、IBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦で惜敗して以来の再起戦となる石田は、日本ユースバンタム級王者・石井渡土也(REBOOT.IBA)とバンタム級8回戦。「コロナ禍の中、ジムで練習できない時期もあったが、その分、走り込みなどで強化を図ってきた。圧勝して世界戦線に復帰したい」と意気込んだ。
同日のメインは、加納陸(大成)と平井亮輝(千里馬神戸)のWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王座決定戦12回戦。元日本ユース・フライ級チャンピオン松岡新(大成)は、渡邊秀行(Reason郡山)と8回戦を行う。
取材◎加藤健太郎
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