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2022-07-13

ハルク・ホーガン立ち合いのもと「メガ・メガ・ジャパニーズ・スーパースター」KENTAがWWEと契約!【週刊プロレス昔話】

ハルク・ホーガン立ち合いのもとでWWE入団を発表したKENTA

2014年7月12日、WWE日本公演大阪・舞洲アリーナ大会の第6試合でロブ・ヴァン・ダム(RVD)がセザーロにファイブスター・フロッグスプラッシュで勝利を収めた後、サプライズが待っていた。

リングに現れたハルク・ホーガンは「マイド、オーサカ! ハルク・ホーガンさん、イチバ~ン!」と叫んだ。そして「すべての日本のハルカマニアに『サンキュー・ソーマッチ』と言う」と礼を述べ、大阪での激闘を振り返った後で「すべてのWWEユニバースに伝える。ディーン・アンブローズ(ジョン・モクスリー)、セス・ロリンズ、ローマン・レインズ、RVD、そして、私のお気に入りのチャンピオンであるジョン・シーナ。彼らにWWEの未来は懸かってる。そして、たった今、さらにWWEの未来がまた一人加わる。ここオーサカでまた新しい歴史が始まるのだ。今夜、メガ・メガ・ジャパニーズ・スーパースターがこれから、ここで契約書にサインする。さぁ、オーサカのみんなの前に出て来い、KENTA!」と呼び込んだ。

入場ゲートからスーツ姿のKENTAが登場。会場を見渡し、深呼吸してから花道を歩み始めた。リングに上がると、ホーガンと握手を交わして頭を下げる。そしてジミー・ハートとも握手を交わしながら一礼した。

「さぁ、ビジネスの時間だ」と、イスに座るよう促したホーガン。そして「新しい歴史が、今ここ、オーサカで記されるぞ」とKENTAと向かい合って着席した。

KENTAはファイルにはさまれた「2014年7月12日」の日付が記された契約書に視線を落とすと、観客席から飛ぶ「KENTA!」の声がする方に視線を向ける。笑いをかみ殺したような表情でペンを走らせた。サインを終えると、契約書のファイルを閉じて、ホーガンに手渡した。それを受け取ったホーガンは「よし、これでメガヒストリーが、このオーサカで始まるぞ。おめでとう、KENTA」との言葉を贈って立ち上がった。

その後、当時の文部科学大臣兼教育再生担当大臣で2020年に開催された東京オリンピック&パラリンピック担当大臣である下村博文議員からのメッセージが流され、ホーガンが「彼がKENTA、最も新しいWWEスーパースターだ!」と紹介し、ジミー・ハートと3人で並んでリング中央でアピール。NOAHでいち時代を築いたKENTAは最高のシチュエーションでWWE入りを果たしたのだった。

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週刊プロレスNo.2192 (2022年7月27日号/7月13日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙はスターダム立川ビッグマッチで衝撃のユニット移動…DDMからコズミック・エンシェルズへ移ったなつぽいとそれを受け入れた中野たむです。同大会はワールド王者・朱里、ワンダー王者・上谷がそれぞれ防衛に成功したタイトルマッチほか注目カード目白押し。試合リポートだけでなく巻末言で木谷オーナーのスターダム上半期総括も掲載。特別付録のBOOK in BOOK「新日本G1 CLIMAX 32観戦ガイドブック」も必読。各大会の注目リーグ戦、出場選手紹介、昨年のG1“週プロ賞”受賞のグレート-O-カーンインタビューなど観戦のお供に欠かせない内容。新日本の試合はCHAOSがNEVER6人タッグ王座を奪取した後楽園2連戦のリポートも掲載。東京女子は大田区ビッグマッチ開催。現役アイドルの荒井優希が赤井沙希と組んでプリンセスタッグ王座奪取。プロレスラーとして初戴冠した試合のほか各タイトルマッチ中心にリポート。ドラゴンゲートはドリームゲート王座戦・KAIvs近藤が箕浦の乱入でまさかの無効試合になった後楽園と大阪の2大会を詳報。ほかに試合リポートではFREEDOMSの竹田誠志復帰戦、ガン☆プロ大田区ビッグマッチも注目。試合リポート以外では青柳政司館長の追悼グラビアもあり。そのほか全日本・横浜、大日本・札幌、ZERO1新木場、仙女・後楽園、wave名古屋など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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