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2022-07-11

竹田誠志が急死の妻と2歳の娘に捧げる、6カ月ぶりの復帰戦に勝利【週刊プロレス】

大歓声に迎えられながら、デスマッチに復帰した竹田

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10日、東京・後楽園ホールにてFREEDOMS「葛西純プロデュース興行 東京デスマッチカーニバル2022 Vol.1」が開催され、竹田誠志が6カ月ぶりの復帰戦を闘った。

元スルースキルズのアイドルとしても活動した妻・由佳さんが今年1月に急死となり、約5年の夫婦生活に突然の終止符を打たれる形となった竹田は、デスマッチのリングからフェードアウト。

当時1歳半となる娘もいたため、金髪を切り落として他の仕事に就くことも考えたというが、「娘が物心がついたときに傷だらけの父親の体を見て、普通の仕事をしてても何の示しもつかないなって思ったんです」と語る竹田は、デスマッチ復帰を決意。

2歳となった娘が見つめる中、一線級の選手が揃うメインに出場した竹田は、葛西純と正岡大介をパートナーに躍動。ブランクを感じさせない見事な闘いを披露し、最後は葛西が竹田のアシストから3カウントを奪って、復帰戦に華を添えた。

この日は由佳さんの誕生日でもあり、竹田は涙を流しながらも「最高だよ。血を流して、こうやって最後まで立って、生きてるってことが。これがパパの本当の姿なんだよ。血を流して、頭がおかしい、こんなパパだけど、オマエを絶対に最高に育て上げてやるから。最後にヨメさん、これからもそばで見守っててくれ。誕生日おめでとう!」と天に向かって絶叫。

満員の観客が万雷の拍手で迎える中、唯一無二の〝クレイジーキング〟がリングに生還を遂げた。

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