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2022-08-24

【BBMカードコラム(#2022-08)2022BBMベースボールカード2ndバージョン】「2ndバージョン」の持つ多面性

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BBMカードの編集担当が自ら手がけたアイテムに込めた思いをお伝えする連載企画。
今回は「2022BBMベースボールカード2ndバージョン」です。



いわゆるひとつのテーマパーク
 91年にスタートしたBBMベースボールカードが、現在の「1stバージョン」と「2ndバージョン」に分かれたのは、2002年のこと。この年のルーキーには、今季も現役で活躍を続けるヤクルト・石川雅規に西武・中村剛也、栗山巧らがおり、昨年までに20タイトルが制作されてきた「2ndバージョン」も、プロ野球選手で言えばかなりのベテランになったと言えるだろう。

 そんな「2ndバージョン」が21年目を迎えた今年、大幅にリニューアルされた。4月発売の「1stバージョン」が1パック400円、1ボックス8000円に値上がりしたことを受け、「2ndバージョン」も同価格にさせていただいた。

 BBMベースボールカードシリーズの根幹をなす「1stバージョン」「2ndバージョン」は、カード初心者からコアなコレクターまで楽しめる商品として、構成が考えられてきた。今回もリニューアルするにあたって意識したのは、いろいろな世代のできるだけ多くの人たちに楽しんでもらえるようなアイテムにしたいということだった。

 この多様性、多面性は、間口の広さということにもつながるのだが、この点は価格が300円から400円となったことで、若干ハードルが高くなっていた。それならば、例えば「2ndバージョン」をいわゆるひとつのテーマパークのようなものと考えたとき、レギュラー、サブセット、インサート、スペシャルインサート、それらすべてに魅力的なカードを作り、それぞれにお客さんを楽しませる仕掛けがふんだんに仕込まれている。そんな新しい「2ndバージョン」にしたいと思った。

 分かりやすく、東京ディズニーランドで例えて言えば、王道の絶叫マシンに「ビッグサンダー・マウンテン」や「スプラッシュ・マウンテン」があって、加えて男の子が大好きそうな「ホーンデッドマンション」や「ジャングルクルーズ」もあり、さらに小さいお子さんにも大人気の「イッツ・ア・スモール・ワールド」や「エレクトリカルパレード」も楽しい。さらに、シンデレラ城に代表される建物やショッピングモール、レストランも充実しているからこそ、長年にわたり、あれだけ多くのお客さんを楽しませることができると思うのだ。

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