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2022-08-26

前田日明がアントニオ猪木舌出し失神事件の真相を拳王とのコラボ対談で激白「猪木さんの代わりに病院に行ったのはオレ」【週刊プロレス】

失神KOされたアントニオ猪木

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26日午後6時に拳王チャンネルが更新され、前田日明さんとの対談が放送された。

対談の中で拳王は「今のレスラーと昔のレスラーを比較した時、プロレスに懸ける情熱が今のレスラーの方が低い」という自身の疑問点について質問。前田さんはUWF旗揚げ時の苦悩を語りつつ「(当時は)仲間から騙してた。でも、猪木さんもそういう人だった」と語り、1983年6月2日、新日本プロレス蔵前国技館大会における第1回「IWGP決勝リーグ」最終戦について話を展開した。

同大会ではいわゆる“猪木舌出し失神事件”が起こった。アントニオ猪木は場外でハルク・ホーガンのアックスボンバーを後頭部に食らい、鉄柱に頭部をぶつけてダウン。さらにエプロンに上がったところにアックスボンバーを食らって場外でダウン。セコンドによってリングに上げられたが、舌を出したまま失神KOとなり、救急車で病院送りとなった。

同大会をセコンドとして目撃した前田は、こんなことを語った。

「ホーガンと猪木さんがやって、猪木さんが鉄柱にバーンってぶつけられて、ベロ出してのびちゃった。あの時に会場からシーツかぶされて、移動式のストレッチャーに乗せられて、猪木さんの代わりに病院に行ったのオレだからね。

オレはあの瞬間に今でも覚えてるんだけど、(猪木が)ベロ出してのびてるから『うわ大変だ』と思って、パッと藤原(喜明)さんを見たら『ヘッ、またやってら』って顔してた。アレ? どっちなんだろうって思ったもん。坂口(征二)さんなんて完全にだまされてた。(真相を)わかってたのはオレと藤原さんと(ドン)荒川さんぐらい」

“猪木舌出し失神事件”の真相以外にも前田は拳王に船木誠勝とどうやって仲良くなれるのか?などについてアドバイス。現在、NOAHをけん引するGHCヘビー級王者がレジェンドからプロレスの歴史を注入された対談は必見!

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