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2022-12-28

WWEスーパースターの中邑真輔が来日! NOAH1・1日本武道館のグレート・ムタ戦へ「全身全霊で自分が楽しむ」【週刊プロレス】

グレート・ムタのポーズを決める中邑真輔

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28日、千葉・成田空港にNOAH1・1日本武道館大会でグレート・ムタ戦を控えるWWE・中邑真輔が来日。4日後に迫ってきた“初夢”マッチに向けて心境を語った。

      ◇

――日本に着いて、現在の気持ちは?

中邑「最初で最後なんで、当日が来てほしいような、来てほしくないような、ワクワクはしてますね」

――日本は寒いですか?

中邑「アメリカもミネソタだったらマイナス20度だし、この前のニューヨークもマイナス10度ぐらい。昨日もマイナス5度ぐらいだった。だから、それに比べたら、暖かいかなと思います」

――飛行機が寒波の影響もあり、かなり遅れたようだが?

中邑「寒波について2日前ぐらいからウインターストームが来てて、3000便以上、飛行機のディレイとか欠航があった。向こうの26日にマディソン・スクエア・ガーデンで試合があって、それもギリギリで間に合った選手もいたし。自分はちょっと早めにニューヨークに入ってたんで」

――飛行機の中ではどんなことをして過ごしましたか?

中邑「普通に寝てましたね」

――2日後に記者会見があり、ムタ選手の代理人である武藤敬司選手が出席。会見に向けてはどんな心境ですか?

中邑「こういった形で…例えば、試合前に記者会見するとか、ものすごく久しぶり。まぁ、ワクワクはしてますね。あとは4日と言いますけど、1日1日が元日の試合に向けて一歩ずつ進むという感じで楽しみです」

――試合はメインイベントで組まれたが?

中邑「光栄ですね。NOAHの武藤敬司に対するリスペクトになるんじゃないですか。自分としては一度は武藤敬司の引退試合として指名されたことに非常に光栄に思ってますし。そこへのリスペクトはあります。ただ自分としてはグレート・ムタと闘うということ一点に集中してますんで。それだけですかね」

――「当日が来てほしいような、来てほしくないような」というのはどういう気持ち?

中邑「こういう形で試合をするということは今までであり得なかったんで。特に日本で試合をすることもコロナがあったり、かつWWE以外の場所で試合ができる。前例はあるにしても、特別なことなんで。同僚、WWEのレスラーも『ついに行くんだね』って送り出してくれた。プレッシャーというよりも楽しみもあれば、ある種、不安もあれば、いろんな感情が入り乱れてますね。やっぱり飛行機の中にいても、(車を)運転してても、一瞬よぎるんですよね。どういう試合をしようかな、グレート・ムタが何をしてくるんだろうとか。NOAHさんとWWEが契約書を交わした瞬間から日々の生活の中に入ってきました。それがついにあとちょっとで来るのかと思うと感慨深いですね」

――WWE日本公演以来3年ぶりの日本の試合だが?

中邑「早く日本で試合がしたかったっていうのもありましたし。こういった形でというのは何度も言ってますけど、ミラクルだなって思ってますね」

――この試合のために帰ってきたという思いを試合にぶつける?

中邑「それだけではないですけどね。武藤敬司がついにって。グレート・ムタがついにって。自分の中では関わるのはこれが最後。それに関しては…今までは『何が武藤敬司だ』ってボクはそういう気持ちでプロレスラーとしてやってましたけど、やっぱりグレート・ムタはボクの子どもの頃のアイドルだったんで。それと引退試合ができるのかって。どんなに時間が経ったとしても、そこに関しては全身全霊で自分が楽しむ。できることなら、魔界があるなら、連れてってくれよって(笑)」

――長州力さんが会いたがっていましたが?

中邑「何情報!? 長州さんに会う時間をがんばってひねくり出したいと思います」

      ◇

中邑は2日後の12月30日(金)午後3時よりムタの代理人である武藤敬司とともに会見に出席予定。世紀の一戦決定からすでに話題沸騰のNOAH1・1日本武道館大会に向けて、いよいよ機運が高まってきた。
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