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2023-01-02

馳浩石川県知事が元日NOAHにサプライズ参戦&勝利! 山田邦子さんも観戦!! 記者には「そんなつまらないこと聞くな」【週刊プロレス】

馳浩石川県知事

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1月1日、NOAH日本武道館大会に石川県知事の馳浩がXとしてサプライズ登場を果たした。

第5試合の8人タッグマッチで藤田和之&ケンドー・カシン&NOSAWA論外と組むパートナーは当日発表のXとなっていた。ファンの間ではさまざまな選手が予想される中、花道から現れたのは馳だった。

9500人(札止め)の大観衆は大盛り上がり。馳は昨年7月にはNOAH金沢大会でカシンにチョップを決めたこともあったが、NOAH2021年1・4後楽園大会以来2年ぶりの試合。石川県知事となってからは初めてだった。

馳は抜群のコンディションで躍動。自身がプロレス界に導いた藤田和之と初めてのリングということで連係を見せる場面もあり、大原はじめには得意のジャイアントスイング20回転&腰をくねらせるパフォーマンスも見せた。

劣勢時にコーナーで中嶋勝彦に踏みつけられていると放送席の獣神サンダー・ライガーさんに「助けに来いよ」と求める。ライガーさんが立ち上がり、場内がどよめいたが、さすがに自重。

馳は1988年1月の新日本プロレス「トップ・オブ・ザ・スーパージュニア」公式戦などで対戦経験のある船木誠勝と35年ぶりの再会も果たし、得意の裏投げを敢行。さらに、盟友である佐々木健介さんの愛弟子・中嶋勝彦の強烈なミドルキックを鍛え上げられた肉体で受け止めると、最後は大原はじめを華麗なノーザンライト・スープレックス・ホールドで仕留めた。

偶然にもこの一戦を山田邦子さんがリングサイド席で観戦。馳とは1987年のテレビ朝日「ギブUPまで待てない!!」番組内でわだかまりを残していたが、奇しくも2年前のNOAH2021年1・4後楽園大会で奇跡の“遺恨清算”が成立。この日もインターネットTV「ABEMA」の放送で山田邦子さんが馳を指さしているところが映されて、往年のプロレスファンを楽しませていた。

試合後のバックステージで馳はジャンプしながら「試合まだか?」。周囲から「もう1試合、もう1試合」とアオられる中「佐藤ちゃん、何かないの?」。旧知の佐藤正行・週刊プロレス前編集長から「すごいコンディションを作ってきたが?」と質問が飛ぶと「プロなんだから当たり前だろ、そんなつまらないこと聞くな。何年間、プロレス記者やってんだ」とジャンプ。「そんなつまらないこと聞くな」とは前述した「ギブUPまで待てない!!」で山田邦子さんに言い放った“名言”だ。その後、報道陣から質問が出ないと「ない? 終了! どいつもこいつもしょっぱい記者ばっかりだ」と言い残して控室へ引き揚げた。

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