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2023-04-13

記者会見でまさかの事件…挑戦者の中嶋勝彦がGHCヘビー級王者のジェイク・リーをビンタKO!【週刊プロレス】

GHCヘビー級ベルトを中嶋勝彦の顔にこすりつけるジェイク・リー

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13日、NOAH4・16仙台大会に向けた記者会見がおこなわれた。

メインイベントでGHCヘビー級王座を争う王者のジェイク・リーと挑戦者の中嶋勝彦は、タイトルマッチに向けて、互いの主張をぶつけ合った。

中嶋「NOAHの崇高なるGHCヘビーのベルトが外敵に渡ったんだぞ。取り戻すしかないだろ。あとな、みんな騙されてるんじゃないか。チャンピオン、ジェイク・リー、NOAH所属じゃないぞ。外敵だぞ。試合の時に子供にサインしたり、いいふうに見せてるだけで。ずる賢いヤツだ。こないだの試合(4・8大阪)でもオレ、ギブアップしてないのに、レフェリーが止めやがって。NOAHジュニアをGLGに入れて、レフェリーまでも入れてるのか。早く来てほしいよ、仙台。オレの手がうずいてるんだよ。今、ここでやってもいいけど、神聖な場所だから。4・16仙台、楽しみにしていてくれ。金剛の中嶋勝彦、オレが取り戻す。以上だ」

ジェイク「今回、初防衛だからということで、緊張や不安は特にない。やることはNOAHのチャンピオンとして、GHCチャンピオンとして、中嶋勝彦をしっかりと受け止める。その上で勝つ。それだけだ」

――前哨戦を終えて互いの印象は?

中嶋「選手としては素晴らしいと思います。でかいし、マスクもいいんでしょ。もう一回言うけど、騙されるなよ。外敵に取られた時、誰が行く? オレしかいないだろ」

ジェイク「言わずもがな。見てるアナタたちが一番わかってるはずだろ。受け止めてる方はもっとわかってる。ただもう少しオレに騙された方がいいんじゃないか。そういう言い方をするんであれば。そっちの方がもっともっと楽しくなるはずだぞ」

――「一番やりたかった相手」とタイトルマッチと対戦するが?

ジェイク「オレがなぜそれを言い続けてきたか。まずそれからだよな。多くの選手がたぶん尊敬の念以上に恐怖を抱いてる。それはなぜか。何をしてくるかわからないからだ。ここにいる人たちもそれをみんな感じてるんじゃないか。シチュエーションとかも一発でぶっ壊しちゃうんぜ。そしたら、誰が受け切る。誰が受け止める。じゃあ、オレがチャンピオンとして受け止めてやるよ」

――ジェイクの言葉を聞いて?

中嶋「受け止める? うーん。なんか彼はオレの領域、世界に踏み込むとかいろいろ言ってるけど、まだまだこれっぽちもないよ。感覚としてはまだオレの世界には入ってない。きっと仙台で踏み込むんだろうね。オレは存分に扉を開けて、挑戦者として受け止めますよ」

――中嶋から「オレがNOAHだ」と挑戦表明で言われたが?

ジェイク「今、巻いてるのはオレだ。オレがNOAHだろ」

――ジェイクが「狂気には狂気」とテーマを掲げたが?

中嶋「自分で狂った覚えはないね」

――GHCヘビー級王座への思いは?

中嶋「ひと言…オレがNOAHだ」

フォトセッションになると、中嶋が詰め寄るも、ジェイクは視線を合わせず。しばらくして、ジェイクが「オマエの顔で磨いてやるよ」とGHCヘビー級ベルトを中嶋の顔にこすりつけながら挑発。隙を突いて、中嶋は右のビンタを発射。右手を見つめて笑いながら会見場を後にした。

中嶋は昨年6月の会見でも小峠篤司をビンタでKO状態にし、サイバーファイト・フェスティバル6・12さいたま大会では当時のDDTのKO-D無差別級王者・遠藤哲哉をビンタで失神KOしている。甚大なダメージで立ち上がれないジェイクはグッド・ルッキング・ガイズのYO-HEY&タダスケの肩を借りて退場。4・16仙台のGHCヘビー級選手権は危険な一戦になりそうだ。
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