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2023-05-06

ケイ椎損傷から391日、大谷晋二郎が公の場に姿を現して力強く挨拶【週刊プロレス】

負傷後初となる公の場での挨拶をおこなった大谷晋二郎

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6日、都内・ベルサール高田馬場にて押忍プレミアム高田馬場大会がおこなわれ、ケイ椎損傷により療養を続ける大谷晋二郎が負傷後初めて公の場に姿を見せ、挨拶をおこなった。

昨年4月のZERO1両国大会のメインイベントの試合中のアクシデントにより、ケイ椎損傷となった大谷はその後も首から下が動かない状態にあったが、3・26靖国大会への来場を予告。

3・26靖国はあいにくの悪天候により開催中止となったが、この日の高田馬場大会は「大谷応援大会」として入場無料で開催され、場内は立ち見も出る超満員に。

新日本の先輩・藤波辰爾に呼び込まれて391日ぶりの登場となった大谷は、大会オープニングで場内から大「オオタニ」コールが飛び交う中、車イスで姿を現して力強いメッセージを送っていった。

大谷「ありがとうございます。大先輩から呼び込みをしていただけて、恐れ多い。幸せです。喜んでいただけましたが、今日はこの場所で挨拶をさせてください。


ああ、プロレスの臭いがする。プロレスの声が聞こえる。プロレスの空気を感じる。帰ってきた…。昨年4月、僕が欠場して以来、多くの人たちが負けるな、頑張れ、立ち上がれと僕にエールを送ってくれています。

でも僕はそのたびに、熱いエールをいただくたびにこう思うんです。頑張ってるのは僕だけじゃない。日々闘ってるレスラーはもちろん、今日集まっていただいたみなさんも、毎日どこかで歯を食いしばりながら一生懸命、大切な誰かのために頑張ってるんです。

だから毎日頑張るみなさんに僕からもエールを送らせて下さい。頑張れ。頑張ろう。頑張るんだ。負けてたまるか。なにがあっても、負けてたまるか。そして一生懸命頑張ったヤツは報われなきゃウソだ。それを僕がこの体で、これから証明していきたいと思います。

今日も僕のプロレス界での熱い熱い仲間たちが、全力のプロレスでみなさまに元気を与えてくださいます。なのでみなさま、本日も最後まで思いっきりプロレスをお楽しみ下さい!」

挨拶の後には、現時点で最後の対戦相手となっているNOAHの杉浦貴が現れて花束を贈呈し、「大谷選手、僕は大谷選手に負けないように、大谷選手に恥ずかしくないように、僕はリングで大谷選手を待っています」とエール。

大谷は「杉浦選手。僕ひとつ、貴方にお礼を言いたい。昨年4月、両国で僕と闘い、僕は大ケガを負い、でもその後ずっと強い強いプロレスラーでい続けて、プロレスをずっとずっと続けてくれて。心からありがとうございます。ただ、次闘う時は絶対に負けないからな」と返し、場内は大歓声で応じていた。

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