1994年7月28日、全日本の東京・日本武道館でスティーブ・ウイリアムスが三沢光晴を破り、三冠ヘビー級王座を初戴冠した。
当時の三沢は、それまで7度の防衛に成功し、全日本に完全な“三沢時代”を到来させていたが、そこにストップをかけたのが殺人医師。衝撃のバックドロップで三沢を沈め、初めて全日本の至宝を手にした。
歴史的な陥落となり、敗れた三沢は「3秒で変わるんだよね」とコメント。
一方のウイリアムスは歓喜を爆発させ、盟友のテリー・ゴーディやジョニー・エース、リチャード・スリンガー、さらにはザ・デストロイヤー親子も祝福していた。