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2023-06-24

金剛が電撃解散! 拳王15周年記念大会で徳島凱旋勝利を飾った直後に突然の表明「安定望めば進化なし」【週刊プロレス】

左から大原はじめ、近藤修司、拳王、船木誠勝、征矢学

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24日、NOAH徳島大会で拳王がデビュー15周年記念大会を開催。地元であり、デビューの地で自身が率いる金剛のフルメンバー、征矢学、船木誠勝、近藤修司、大原はじめと組んで、丸藤正道&田中将斗&桜庭和志&AMAKUSA&アレハンドロと激突した。

22分7秒の激闘の末に奥の手である炎輪でアレハンドロを仕留めた拳王は「拳王15周年記念大会、ここ徳島に多数のご来場のクソヤローども、どうもありがとうな。15年前、ここでデビューして15年。オレのプロレスラーとしての成長、どうだったか!? 最高って言ってくれたクソヤローども、オマエらが最高だ。金剛として初めての徳島凱旋。オレが4年前に作った金剛、今ではNOAHだけではなく、プロレス界の先頭を走ってる軍団…オレたち金剛はどうだったか!? オレも金剛も最高だ。居心地がいいし、めちゃくちゃ強い」とマイク。その後、突然「金剛4年続けてきたけど、安定望めば進化なし。今日で金剛を解散する!」と表明した。

解散理由として「これはもっともっとオレたちがプロレスラーとして進化していくための解散だ。このまま金剛を続けても大きなものを見せられる。だが、それ以上に大きなものをここにいる金剛のメンバーが強い信念を持って、テメーらクソヤローどもに見せる。このNOAHはまだまだ業界のトップじゃない。オレが、そして、金剛のメンバーがそれぞれNOAHを業界のトップにもっていく。その約束はする。だから、今日で金剛が解散しても、強い信念を持ってるオレたちについてきてくれ」とNOAHをプロレス界の頂点にするためであることを強調。征矢は涙を流し、ファンも騒然とする中で15周年記念大会を締めた。

バックステージでも決意の言葉は続いた。

「リング上で言ったけど、今日で金剛を解散する。だが、ネガティブな解散じゃない。オレたちは強い信念を持ってるんだ。NOAHのため、そしてプロレスのため、オレたちが強い信念を持って、NOAHを、プロレス界を底上げしていく。これからさらに大きなものを強い信念を持ったオレたちが創り上げていくからな」

「これだけ充実してる金剛。NOAHの先頭を走ってたのはテメーらクソヤローどももわかると思う。NOAHだけじゃない。最近まで全日本プロレス、DRAGONGATEのベルトを持ってた。新日本プロレスとも金剛で何回も対抗戦やった。NOAHだけじゃないだろ。プロレス界の先頭を走ってきた。ただそれだけではNOAHをもっと上にもっていけない。そう考えた。アイツらも賛同してくれた。アイツらも強い信念を持ってる。これからのNOAH、これからの拳王、これからの金剛メンバー、めちゃくちゃ楽しみだろ。近い将来、オレたちがテッペンにいくぞ。NOAHがテッペンにいくぞ。15周年を迎えて、これから何を考えるんだ。10年で自分のことだけを考えるのは終わった。NOAHのことだけ考えるのは15年で終わる。これからはプロレス界のことを考えて、オレは突き進む。オレはプロレス界の頂点を取ってやる。それが16年目拳王の誓いだ。いいか、テメーら今日誓ったことは必ず実現する」

2019年5月から4年間、NOAHの中心軸を担い続けてきた金剛が解散する。今後、拳王を筆頭に元・金剛勢がいかなる動きを見せていくのか。NOAHマットが激動の連続に包まれそうだ。
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