close

2023-09-25

【令和5年九州場所予想番付】

4年ぶりに幕内の土俵に上がることになる友風

全ての画像を見る
果たして小結の人数は? 友風が4年ぶりの入幕へ

九州場所の番付の焦点は、小結の人数だ。秋場所は関脇以上で二ケタ勝利が2人だけという状況だったため、幕内上位に好成績者が多く、大敗する力士も少なかった。このため、前頭上位がかなりの渋滞となる見込みで、これを緩和するためには阿炎、朝乃山、北勝富士と小結を3人にするのがいいように思われる(そうしたとしても豪ノ山、阿武咲、髙安あたりはあまり上がらないかもしれないが)。そこで、ここでは小結3人で予想番付を作成してみた。もしも実際に小結が3人になったときには、朝乃山の令和3年秋場所以来の三役返り咲きが実現する。
 
秋場所で大活躍の熱海富士は、8枚目あたりにとどまる見込みで、上位陣総当たりの地位へはもうひと息だ。
 
また、秋場所は、幕内力士と十両力士の対戦が一番もないという珍しい取組編成となった。
 
このようなケースでは幕尻近くの力士と十両上位の力士の成績に関連性がなくなるため、入れ替え人数のバランスが悪くなるということも起き得るが、秋場所では幕尻近くの負け越し者、十両上位の好成績者がどちらも大量におり、それなりのバランスの入れ替えに落ち着きそう。友風が令和元年九州場所以来、4年ぶりに幕内に戻ることが確実。東白龍、狼雅、美ノ海、北の若と4人が新入幕の見込みだ。
 
十両では、秋場所新十両で12勝をマークした大の里が、5枚目あたりに上がる見込み。新入幕へは大勝ちが要求される地位になりそうだ。
 
十両と幕下の入れ替えでは、幕下上位の好成績者が少なく(ちなみに秋場所の十両対幕下の対戦は10勝4敗と十両が圧倒)、本来十両から落ちてしまいそうな成績の力士も何人か残れそうな感じだ。新十両は日翔志ただ一人になるとみられる。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事