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2023-10-23

【ソフトボール】『第1回U15女子ワールドカップ』東京で開催中!

台湾に勝利し、好スタートを切ったソフトボール女子U15日本代表(撮影/BBM)

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10月21日(土)、『第1回WBSC女子U15ソフトボールワールドカップ2023大会』が、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場などで開幕した。開会式では、参加11カ国・地域の選手団が次々と入場。最後に日本選手団が入場すると、会場はひときわ大きな歓声に包まれた。16日には国際オリンピック委員会(IOC)の総会にて、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として「野球・ソフトボール」の採用が決定したばかり。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のベンチュウ・ロー事務総長がIOCの決定を報告すると、会場からは拍手が沸き起こった。

U15日本代表、白星スタート

 開会式直後のゲームには、日本と台湾が登場。今大会の予選も兼ねて6月に台湾で行われた『第1回アジアカップ』では決勝で対戦した両チーム。この時は3対2で台湾に軍配が上がったが、この試合では日本が1対0の接戦を制し、リベンジを果たした。

 日本は3回、二死から二番の櫻木藍睦がスラップで遊撃前に転がし内野安打とすると、主将で三番の加減夢華が1ボールからの2球目を右翼前に弾き返す。すると、ダイビングキャッチを試みた右翼手のグラブからボールがこぼれ落ち(記録は適時二塁打)、一塁走者の櫻木が俊足を飛ばして一気に本塁へ。これで日本が1点を先取した。1打席目はタイミングが合わず左飛に倒れていた加減。その直後に山本優監督からアドバイスをもらったといい、「足のタイミングの取り方を修正することができた」と、しっかりと結果につなげた。

 投げては、先発の梶目莉空が4回を無安打無失点。「台湾のバッターは甘いコースは打ってくるので、厳しめに投げようと思った」と、2カ月で習得したドロップを効果的に使い、4個の三振を奪った。さらに、2番手の中村律が緩急をつけた投球で2回を被安打2、最後は山本心音が三者連続三振に斬って取り、3投手で無失点リレーを完成させた。また、6回一死二塁のピンチでは遊撃への当たりを併殺打に打ち取るなど、お家芸である堅守も光った。

 2000人を超える観客が見守る中での初戦ということもあり堅さも見られたU15日本代表だが、「アジアカップで対戦したときのピッチャーでしたが、あのときに比べたら成長を感じられました。素晴らしい!」と、山本監督は選手の成長に目を細めた。15歳以下の世代は、28年~32年には20歳から24歳前後となり、国内のJDリーグや各種世国際大会での活躍が期待される。選手たちの育成を託された山本監督は、「成功体験をすることが次につながる。(監督として)みんなにチャンスをつくってあげられるようにしたい」と話した。

■予選ラウンド初戦
台 湾|0000000=0
日 本|001000X=1
[台]●KUO Li-Yu-CHIU Yen-Ting
[日]◯梶目莉空、中村律、山本心音-加減夢華

<二塁打>
櫻木藍睦、加減夢華(日)

 大会は、24日まで予選ラウンド、26日から29日までスーパーラウンド & 順位決定ラウンドが行われる。会場は駒沢オリンピック公園総合運動場硬式野球場、世田谷区総合運動場野球場、太田スタジアムの3会場。女子U15日本代表の戦いに注目したい。

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