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2023-12-13

富士通の髙橋英輝、村山裕太郎が千葉市の小学校を訪問。「速く走るコツ」を伝授

花園小学校を訪問した髙橋と村山

12月13日、富士通の髙橋英輝、村山裕太郎が千葉市立花園小学校を訪問。3、4時間目に小学6年生の4クラス135名を対象に、『走り方教室』の授業を行った。千葉市トップスポーツ連携推進事業として行われた今回の授業は、トップ選手と直接触れ合う機会を提供することで、スポーツの楽しさを体感してもらうとともに、スポーツを「観る」だけでなく、スポーツを「する」人口の増加を目指すという目的がある。

「小学校の教員を目指していたので、そのときの経験が少しは生きているのかもしれません」

2015年の入社以降、毎年、先生役を務めてきたという髙橋。まずはゲーム要素を取り入れたウォーミングアップを行うと、100m世界記録保持者ウサイン・ボルトに関するクイズを交えながら、速く走るためのコツとして「姿勢」と「腕振り」にあると伝授。続いて、競歩にあまりなじみのない児童たちの前で髙橋が実際に歩くと、そのスピード感に驚きの声が上がった。最後は4チームに分かれて競歩リレーを行い、笑顔と歓声が絶えない楽しい45分間の授業を締めくくった。

東京五輪、ブダペスト世界選手権代表である髙橋の歩くスピードを体感した児童からは驚きの声が上がった

「髙橋選手と村山選手が姿勢や腕振りの重要性を教えてくれて楽しく走ることができました」、「競歩はテレビで見たことはあったけど、実際に見たらすごく速いなと思いました」と児童たち。

この授業の後、2月の日本選手権20㎞競歩に向けて、合宿に入る髙橋と村山は「子どもたちが楽しかったと言ってくれたのが本当にうれしかったです」と束の間の交流を心から楽しんだ様子だった。


4チームに分かれて行った競歩リレーでは、村山も児童とともに歩いた

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