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2024-01-26

北海道文教大学スポーツアリーナ新築工事【2Fブルペン照明、防球ネット、人工芝 Part3】

照明、防球ネット、人工芝、マウンドのすべてが完成した2Fブルペン

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バッターボックス後方の仕切りネットと入口2つ

 人工芝が出来上がり、未完成だった防球ネットの作業が行われました。まず、まくり上げていた四方のネットを下ろし、下部をワイヤーに巻き付けます。次にバッターボックスの後方には2つの出入り口をつけ、バッターボックスのすぐ後ろには、左右に開閉するカーテン式ネットを設置しました。このネットで区切られた奥のスペースでキャッチャーの練習を行うそうです。

2Fブルペンのマウンドを作成中

 防球ネットと並行して、マウンド造りも行いました。5つのピッチャープレートを下地のコンクリートに貼り付け、その周囲に土を指定の高さ、傾斜となるように盛って、締め固めていきます。土が人工芝の上にこぼれないように、高さ10㎝のブロックをマウンド前方に設置しました。

ブルペン入り口のカーテン式ネット、ブルペン横の片開きネット、ブルペン中央窓際の両開きネット

 マウンドが完成しました。ブルペン出入り口にカーテン式ネット、ブルペンの横には片開きの出入り口ネット、もう少し中に入った窓際のところに両開きの出入り口ネットを設置しました。右奥に見えるヒーターの前は、消防法の関係でネットを切り抜いてあります。

マウンドの土の中に入るワイヤーは腐食防止のためカバーを取り付けた

 防球ネットのワイヤーが長時間土に触れると腐食してしまうので、プラスチックのカバーを付けています。

マウンドの後方から見た2Fブルペン

 マウンドの後方にも人工芝を貼り付け、土が後方にこぼれるのを防いでいます。

施工業者:株式会社ベースボール・マガジン社、株式会社オータニ、澤田建設株式会社、東芝エレベータ株式会社、新太平洋建設株式会社

文◎池田晋 写真◎BBM

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