8月25日から9月1日まで日本武道館で開催されている世界柔道選手権。連日熱戦が繰り広げられるが、このコーナーでは井上、増地両監督の試合後のコメントを紹介する。
髙藤と永山は、今回の出場選手の中で間違いなく世界で1、2位の実力を持つ選手でした。それにも関わらず、その力を引き出してあげられなかったことに監督として大きな責任を感じております。
髙藤に関しては、今日は1日を通して何かつかみきれないところがあり、流れを作りきれなかったというところがあったと思います。
要因としては、もちろん緊張もあったと思いますし、初戦前に柔道衣がチェックを通らなかったり、3回戦でバッティングにより鼻を痛めるなどのアクシデントが影響したかもしれません。しかし本来の髙藤ならば、修正能力の高さを発揮してしっかり修正していけるはずなのに、今日はその力を発揮できていませんでした。
永山に関しては7月下旬にケガをしたことにより、逆技の威力が本来のところまでもっていけていませんでした。その影響が出てしまったと思います。もちろん、この1カ月の間にやるべきことをやらせてきてきましたが、100%の準備を仕切れなかったことについて、そこまでのマネジメントしかできなかったことに私自身、大変責任を感じています。
今後、しっかり検証していきたいと思いますが、本日の結果では両者は五分五分と言えると思います。今日の経験を生かし、さらなる強さを増したふたりを見たいと思いますし、強化コーチ、スタッフとともに強化していきたいと思います。
髙藤のケガについては、明日、診察を受けることになりますが、かなりの症状なのではないかと思います。柔道衣については試合前の検査でひっかかり、IJF指定の柔道衣を着て出場となりましたが、2試合目のときは問題なく検査を通りました。(要旨)
※写真上=3位決定戦後、勝者・永山の手を挙げて称える髙藤(左)
写真◎近代柔道
渡名喜は今日のビロディドとの決勝で、その差がすごく縮まったと思います。来年に向けて楽しみになりました。「技あり」を取られた後は渡名喜のペースでしたし、あと一歩及ばずの結果にはなりましたが、自分の力は出しきったと思う。今後も、「技あり」の後に出来た戦いぶりを続けられればと。ただし、やはり1つのミスが命取りになるので、そのわずかな差をしっかり埋めていくことが大切です。
今日は、組み際の大内や大外を警戒し、とにかく前に出て圧に負けないことを心掛けた。組まれたときに怖がらず、前に出られたことが良かったです。今大会に向けて、70kg級の選手ともしっかり稽古を積んできました。持たれたときでも度胸を持って技に入ることが大事なんです。
この一年くらいで取りこぼしをしないようになり、技術的には寝技への移行もソツなくできるようになりました。そのあたりに成長を感じますし、安心して試合を見られるようになりました。
他の海外勢では、クラスニキやムンフバットが特に印象に残りました。やはり、地力があるなと思いましたね。
※写真上=48kg級決勝、後半ビロディドをあと一歩のところまで追い詰めた渡名喜(青)
写真◎近代柔道
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