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2024-06-02

獣神サンダー・ライガーがマスクマンのお財布事情まで暴露! 「試合用は年に2枚までは会社が経費で持ってくれるけど…」【週刊プロレス】

5月30日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に“マスクド・ハンター”として出演した獣神サンダー・ライガー。ガッチリとロックアップするかのように、ガッチリかみ合ったトークを展開した

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4年前に現役を引退して、現在は新日本プロレスの宣伝広報を担当している獣神サンダー・ライガーが5月30日に来阪して、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」に出演した。

当初は“マスクド・ハンター”として招へいしたライガーと最近のプロレスニュースについて話す予定だったが、プロレスファンとして知られる増田英彦(松竹芸能)はライガーがスタジオ入りした瞬間にテンションMAX。オープニングでアシスタントの武田和歌子アナがライガーのプロフィルを紹介する時点でチャチャを入れるほど興奮状態。結果、予定をすべて吹っ飛ばすほどプロレストーク、マスクマントークで盛り上がった。

素顔時代からライガーを見てきた増田は、生観戦した1988年4月10日、大阪府立体育会館における新日本プロレスファン感謝デーでのアントニオ猪木とのエキシビションマッチを挙げ、「猪木さんに対して結構ムチャクチャしてましたよね?」と話を振ると、ライガーも「エキシビションだったし、僕も船木も若かったから『やっちゃおうよ』っていろいろ作戦立てて、それをほんとに猪木さんにぶつけました」と裏事情を明かした。試合後、船木誠勝(当時のリングネームは優治)は星野勘太郎から大目玉を食らったというが、ライガーは「猪木さんからは何も言われなかった」とおとがめなし。「僕たちのいたずらをドンと受けてくれました」と笑い飛ばした。

ちなみに同大会はファン感謝デーということから、様々な企画が用意されており、その中の一つが「新日本プロレス ウルトラクイズ」。スタンド席を利用して会場に集まったファンにクイズを出し、新日本ファン・ナンバーワンを決めようというもの。増田は最後の2人まで残ってリング上で最終決戦。しかし決勝で敗れ去った。「だから編集部に写真があるはずですよ」。ちなみに副賞は原付バイクだったという。

ライガーはレスラーによる相撲大会で藤原喜明に勝利、「藤原さんの悔しそうな顔を覚えてます」。当時、まだ練習生だった鈴木みのるが決勝まで勝ち上がっていった。

リスナーからのマスクを破る行為についての質問には、「試合用のマスクって、年に2枚までは会社が経費で持ってくれるんです。だからいいんですけど、3枚も4枚も破られると自腹で。『また破られたの!?』ってカミさん(千景夫人)に何回怒られたことか。“なんで俺が怒られないといけないの?”って思いながら(経費を)もらってました」と振り返った。

ミル・マスカラスにあこがれていたというライガー。「リングに上がってコールと同時にオーバーマスクを投げてファンにプレゼントするのがかっこよくて」と聞いた増田が「マスカラスって太っ腹」と話を向けると、ライガーは「円とペソの違いもあるから」と切り返していった。

マスクマンに変身した一番の理由は、「自分の素顔が好きじゃないから。会社から『マスクをかぶってみないか?』と打診があった時、二つ返事でした」。

6・9大阪城ホール「DOMINION」で「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の決勝戦がIWGP世界ヘビー級タイトルマッチを押しのけてメインを務めることに関しては、「今の若い選手が頑張った結果」と評価し、「高橋ヒロム、エル・デスペラード、闘い方は好きじゃないけどSHO、彼らが伸びてきてますんで、新日本のジュニアは安泰だな」との言葉が返ってきた。

唯一の不安は「SHOの闘い方。悪いことばっかりするし、大阪のファンは特に熱いから。37年ぶりに暴動が起こらなければいいけど……」と苦笑しながらも、「選手はみんな気合が入ってます。お時間がありましたら会場に足を運んでください。みんなでプロレスを楽しみましょう」とプロモーションに務めた。(文中敬称略)

なお番組は、radikoプレミアム(有料)で放送終了1週間後まで聴取可能。また、同番組前に収録されたABCラジオ「イベント倶楽部」出演の模様は6月2日(日)および同9日(日)、それぞれ5時15分から2回に分けてオンエアされる予定。

橋爪哲也

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