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2024-07-10

【マリーゴールド】7・13両国出場が正式決定!ジュリア「本当の意味でマリーゴールドを背負ってみせる」【週刊プロレス】

7・13両国国技館出撃が正式決定したジュリア

マリーゴールドのエース、ジュリアが正式に出場が決まった7・13両国国技館に向け、「Sareeeのマリーゴールドでの連勝を止めて、赤いベルトを巻いて、私が本当の意味でマリーゴールドを背負って見せます」と宣言した。

5月20日旗揚げされたロッシー小川新団体マリーゴールド。そのエースであるジュリアは大盛況&大熱狂となった旗揚げ戦のメインに立ち、5年ぶりの対戦となったSareeeとタッグマッチで激突。だが、試合序盤、“大怪獣”ボジラの攻撃に巻き込まれる形で右腕骨折。まさかのアクシデントに見舞われるも、ジュリアは闘志爆発のファイトを見せ、その後20分以上、闘い続けた。結果、試合には負けてしまったが、ジュリアは鬼気迫る闘いぶりでファンの心を確かに震わせた。
5・20後楽園で右腕骨折という重傷を負ったジュリア。激痛を覚えながら、それでも魂のエルボーを放っていった
だが、その代償は大きく、右橈骨遠位端骨折と診断。一般的には全治3~4カ月という重傷を負い、5月28日に手術をおこなった。ジュリアは治療とリハビリを続けながら、マリーゴールドの大会に帯同。前説やファンサービスにいそしんでいたが、どうしたって治療には時間がかかってしまう。団体初のビッグマッチ7・13両国国技館が刻一刻と迫るなか、試合出場に関して医師のゴーサインはなかなか出なかった。

7月1日におこなわれた全カード発表会見。ロッシー小川代表がジュリアの状況を説明し、最終メディカルチェックのクリアすることがジュリア両国出場の条件で、7月第2週の前半にはその答えを出すとアナウンス。だが、Ⅹデーが近づいてもなかなか医師からのゴーサインが出ない。「さすがにちょっとおかしくなりかけてた。こんなの生まれて初めてですよ、だって両国ですよ? どうなってんだと…!」。あのジュリアが精神的に追い込まれつつあった7月9日、21時頃だった。メディカルチェックがクリアされたという連絡を受け、7・13両国国技館出場が水面下で決定。翌7月10日午前8時過ぎ、団体は公式Ⅹにて「後楽園ホールにおけるマリーゴールド旗揚げ戦で怪我をし右橈骨遠位端と診断されたジュリアですが、このほど最終メディカルチェックで主治医より両国大会出場の許可が出ましたことを報告します。レントゲン、CTスキャン等をおこない、正式に出場許可を得ました」。ジュリアの7・13両国出撃が正式決定した。
7月1日におこなわれた記者会見の様子
ジュリアは負傷した右腕が治療によって「凶器になった」と不敵に笑うと、その一方で「私が両国に出れるようにって祈ってくれた人たち、信じてくれてた人たち、ジュリアが両国に出れるだけでいいよって言ってくれる人たち、たくさんいたけど、ジュリアはそれじゃすまないので。この欠場していた分、しっかり私がSareeeのマリーゴールドでの連勝を止めて、ベルトを巻いて、本当に意味でマリーゴールドをここから背負って見せます。なので諸君、奇跡の大復活を果たすジュリアの闘い、見にこいよ! 7月13日、両国国技館で会おう!」とメッセージ。7月13日、両国国技館、Sareeeが待つメインイベントのリングへ――マリーゴールドのエース、ジュリアがついに帰ってくる。

ジュリアの一問一答は以下の通り。

ジュリア「(7・13両国への出場が正式に決まりました!)一番はホッとしてます。もちろん試合に出るつもりでいたし、ダメだったらダメだった時に考えようって思ってた。それでもやっぱり大会の日が近づいてくるうちに『ダメだったらどうしよう…』って。さすがにちょっとおかしくなりかけてた。こんなの生まれて初めてですよ、だって両国ですよ? どうなってんだと…!

(モヤモヤする日々だったと思うが、晴れてSareee選手と両国のメインで激突することが決まりましたが?)Sareeeとの一戦っていうのはこの何年間の集大成だから。ここ最近始まったことではなくて、何年分の思いがあるわけだから。Sareeeが出るマリーゴールド両国大会に私がいないっておかしな話だよなって思ってて。まわりの人たちは出れるって信じてたって言ってくれてて。とにかくうれしいですよ。

(右腕の状態は?)まず手術をしてくれた先生が通常よりボルトの本数を多めに入れたと。プロレス仕様なんですよ、私の右腕は。

(闘うための右腕になったと?)闘うための右腕に生まれ変わったので。どんなにいじくられても、何をしても折れた部分がさらに悪化するということはないとハッキリ言えます。お医者さんからそう言ってもらったので。
5・20後楽園の試合後、ジュリアとSareeeの一騎打ちが決定した
(右腕骨折という重傷を負ったのは5月20日、マリーゴールド旗揚げ戦の試合でした)骨もすごいスピードでくっつきだして。旗揚げ戦から2カ月経ったのか、骨はくっついた。さらにそのプレートをたくさんのボルトで留めてくれてるので、まったく問題ないです。

(すでに練習は開始している?)手術した直後は腕がまったく曲がらなかったんです。だけど、いまは手もつけるし、腕立て伏せの体勢とかも全然できるし。筋トレも普通にやってます。問題ない。手首曲げられたって問題ないです。普通の状態に戻りました。

(Sareee選手は、ジュリア選手は万全のつもりで闘うと言っていたが?)ドンとこいですね。なんなら気を付けたほうがいいのはSareeeですよ。この右腕には鉄のプレートが入ってるので。殴りまくる、最強のイタリアンフックで。

(心配してるファンには大丈夫だと伝えたい?)大丈夫どころの話じゃないです。凶器に変わってますから(ニヤリ)。

(赤いベルトも懸けられることになると思うが?)赤いベルトに関して言うと、私は欠場してる身だったから、誰か名乗り出るヤツいるかなと思って見てたけど、所属のなかで、赤いベルトっていう言葉を口にした選手がいなかった。Sareeeだけ。もどかしい思いもあったけど、所属として、エースとして、これはジュリアのために作られたベルトなんだなと思います。

(両国メインでSareee選手に勝って、赤いベルトを巻くのはジュリアだと?)私が両国に出れるようにって祈ってくれた人たち、信じてくれてた人たち、ジュリアが両国に出れるだけでいいよって言ってくれる人たち、たくさんいたけど、ジュリアはそれじゃすまないので。この欠場していた分、しっかり私がSareeeのマリーゴールドでの連勝を止めて、ベルトを巻いて、本当に意味でマリーゴールドをここから背負って見せます。なので諸君、奇跡の大復活を果たすジュリアの闘い、見にこいよ! 7月13日、両国国技館で会おう!」
7・13両国国技館大会のメインでおこなわれるジュリアvsSareee
「MARIGOLD Summer Destiny2024」
★7月13日(土)東京・両国国技館(14:30)
▼第8試合◎The DESTINY(30分1本勝負)
ジュリアvsSareee
▼第7試合◎Queen of  Queen〜誰を信じるかは自分で決めろ!(30分1本勝負)
林下詩美vsイヨ・スカイ
▼第6試合◎初代ユナイテッド・ナショナル選手権王座決定戦(30分1本勝負)
ボジラvs第5試合(MIRAI対青野未来)の勝者
▼第5試合◎初代ユナイテッド・ナショナル選手権王座決定戦決勝進出マッチ(30分1本勝負)
MIRAIvs青野未来
▼第4試合◎マリーゴールドvsLLPW-X(20分1本勝負)
高橋奈七永&桜井麻衣&石川奈青vs神取忍&井上貴子&NORI
▼第3試合◎初代スーパーフライ王者決定戦(30分1本勝負)
翔月なつみvs松井珠紗
▼第2試合(15分1本勝負)
野崎渚&CHIAKI  vs マイラ・グレース&ゼイダ・スティール
▼第1試合(10分1本勝負)
天麗皇希&後藤智香vsビクトリア弓月&X
▼第0試合(10分1本勝負)
南小桃vs瀬戸レア
※丸森レアが瀬戸レアと改名しマリーゴールドで復帰戦。2:10開始。アクトレスガールズwithプリンセス天功~アクトレスタイム~あり
【チケット情報】
https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=50876
・ロイヤルシート(特典付最前)12万円
・Sシート(特典付2-5列目)3万円
・枡席Aシート1万円
・枡席Bシート7000円
・2階最前列1万円
・2階Aシート(2-3列目)6000円
・2階Bシート(4-6列目)5000円
・2階自由席3000円

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