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2024-12-26

船水雄太、世界的ピックルボールブランド 『ヨーラ(JOOLA)』の日本人初ブランドアンバサダー就任!

12月12日から15日まで、ピックルボールの国際大会「PJFピックルボール チャンピオンシップス 2024 in Japan」が有明テニスの森で開催された。初日、アメリカの選手とミックスダブルスに出場した船水雄太選手だが、試合の合間を縫って、ドイツ生まれのピックルボールブランド「ヨーラ(JOOLA)」のブランドアンバサダーに就任する記者会見も行われた。
 
 契約内容は、ピックルボールのパドル(ラケット)などの用具、ウエアー、バッグなどのアパレル、世界トップクラスの契約選手、コーチを含むアンバサダーたちとの連携(練習環境など)、プロリーグの試合会場でのヨーラのトレーナーによるフィジカルケアなどになっている。2025 年アメリカで勝負の年と位置付ける船水選手にとって、大きな契約になるが、こういう動きがあること自体、単身アメリカに行って、勝負してきた結果なのだ。

 会見でヨーラ・ジャパンの久保真道代表取締役は「彼の当初からの目標である世界チャンピオン、MLP 選手になるという目標を達成してほしいですし、ヨーラ・ジャパンの象徴的選手として活躍を願っています」と期待を込めた。一方、船水雄太選手はこう話している。「世界王者のベン・ジョーンズ選手をはじめ、世界のトップ選手たちの一員になれた喜びを感じています。結果を出さないといけないと身が引き締まる思いで、責任感も増しました」と話した。パドルについては以前から使用していた経験から良さを次のように話している。「(ヨーラの)パドルはスピンがよくかかり、コントロールのバランスがすごくよく、ソフトテニスをやっていた時と同じ感覚でボールを打てるのがいいです」また、2024 年には21 大会出場して、練習時間も多く、ラケットの消耗も感じていたが、その点でもうれしいサポートになる。


 
 アリゾナを拠点に活動するデイナさんとは渡米当初から知っていたが、現地で船水が成長して、ミックスダブルスのペアを組むようになった。今回は日本大会のために来日している。「アメリカでは見られないようなソフトテニス特有の技術(バックハンド)が印象に残りますし、有名になっています。来年は一緒にMLP 選手の壁を破りたい」と話している。



 そして、今回参加している日本での大規模な国際大会で6連勝して優勝を飾った。
 
 「日本で初めての大規模なピックルボールの国際大会で優勝できて、本当にうれしいです。自分の力だけではなく、いろいろな方々に応援していただき、こうやって成長できているので、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と話した船水。

 2025 年は帰国せずにすべてをこの競技に捧げることを決めているが、環境面では心強いサポート。険しい道ではあるが、夢が近づいていることを物語っている。
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