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2025-01-17

【マリーゴールド】UN王者・桜井麻衣が野崎渚とのV1戦に向け“賞金”1000万円公開「勝負師の血が騒ぎますわ!」【週刊プロレス】

野崎から提案された“賞金マッチ”に向け、1000万円を公開した桜井

17日午後、マリーゴールド1・19後楽園ホール大会でユナイテッド・ナショナル王座初防衛戦をおこなう王者・桜井麻衣が、挑戦者・野崎渚から提案されたベルトと総額2000万円の賞金を懸けた前代未聞の防衛戦に向け、桜井側の賞金1000万円を用意。リアル貴婦人の本領発揮とばかりに札束を報道陣に公開した。
ベルトとトロフィーを掲げる桜井
桜井は本気だった。

ことの始まりは1・12京都大会。1・19後楽園で激突するUN王者・桜井と挑戦者・野崎の前哨戦が終わったあとのマイク合戦だった。

野崎「お前(=桜井)、貴婦人じゃなくて、エセ貴婦人なんじゃないの? アンタがホントの貴婦人だったら、19日の後楽園、1000万円の現金持って来いよ」

桜井「1000万!? …わかったよ! 私にとってはそんなのただのはした金。だったらアンタも1000万持ってきて、勝った方が総取りの賞金マッチにしようよ」

野崎「合計2000万? ノザキ様も意外にさ、ギャンブラーなんだよね。2000万、いいじゃん。19日、そのベルトと1000万、しっかり用意しとけよ」

翌13日の名古屋大会でも桜井と野崎は舌戦を展開。純白のベルトを懸けた闘いにガ然荒れた空気が漂い始めた。とはいえ、プロレス界ではこういった展開になると「言っただけ」もしくは「なかったことに」なりがち。桜井と野崎の賞金マッチも舌戦だけで実際には現金など用意されずに終わる、そう予想するファンも少なくなかったのではないか。
ことの発端は1・12京都大会だった
この日、報道陣を緊急招集した桜井は「賞金の1000万円、用意いたしましわ」とアタッシュケースに入りきらない札束を披露。当サイトのSNSにアップされた動画を見てもらえばわかる通り、束の一枚目だけが本物であとはニセモノなどという形だけの1000万ではないあたりが貴婦人の本気がうかがい知れる。

野崎は自身を“ギャンブラー”と称したが、桜井はいわく“勝負師”。「お金というより勝負師の血が騒ぐというか。賞金が懸けられたことでこのユナイテッド・ナショナル防衛戦、より重くて、ヒリヒリした勝負になるのかなと。私はそのぐらいの覚悟でこの試合に臨みますわ」。万が一負けるようなことがあれば、ようやく手にした純白のベルトに加えて1000万円も失うが、目を血走らせた桜井の頭に「敗北」の2文字はなかった。

桜井「1月19日、私が野崎渚に勝って、ただドン底に突き落とすだけじゃなくて、大貧民にしてやりますわ。トランプのゲームじゃない、リアル大貧民にしてあげるわ!」

勝てば天国、負ければ地獄。前代未聞のユナイテッド・ナショナル選手権試合、勝つのは王座・桜井か、挑戦者・野崎か。注目の闘いは1月19日、後楽園ホールでゴングが鳴る。
1・3大田区で青野未来を撃破し、純白のベルト初戴冠
そんな桜井との一問一答は以下の通り。

桜井「(売り言葉に買い言葉で、野崎選手とのUN防衛戦に王者・挑戦者がそれぞれ1000万円を用意する総額2000万円の賞金も懸けられることになりましたが?)こういうところもGの遺伝子を引き継いでるというか、必ず何かが起こると。もう慣れっこなので、想定外とかハプニングは。むしろ自分のなかでは燃えますわ、こういう展開のほうが。

(そもそも会見で桜井さんが財布から15万円を取り出し、野崎さんの顔面をはたいたのがすべてのキッカケだったと思うのですが、なぜあんな行動を?)なんか癪に障ったんです、最近流行っていたXのAI機能で(野崎が)私に似てるって出てムカついてるとか言ってたじゃないですか。どこが私に似てるの? 仮に似てたとしても光栄だと思いなさい! アナタお金持ってないでしょ!って。それでぺしぺししてしまいました。

(普段もああいう行動をしてるんですか?)普段はやらないです!はじめてあんなケンカしました。あんな不良、まわりにいませんから。

(野崎さんは桜井さんをエセ貴婦人扱い。すったもんだの末、お互い1000万円を懸けるという展開になりましたが?)私にとってははした金。野崎渚にとっては大金なハズなんですよ。私が勝って、ただどん底に突き落とすだけじゃなくて、大貧民にしてやろうと思って。これはトランプのゲームじゃなくて、リアル大貧民なので。

(ときにプロレス界では「言っただけ」「なかったことになる」となりがちなのですが、まさか本当に1000万円を用意されるとは…)私はウソをつくのが嫌いなので。やると言った以上はちゃんと用意したわよ。野崎渚はギャンブラーだと言ってましたけど、私も嫌いじゃないので。お金というより勝負師の血が騒ぐというか。賞金が懸けられたことでこのユナイテッド・ナショナル防衛戦、より重くて、ヒリヒリした勝負になるのかなと。私はそのぐらいの覚悟でこの試合に臨むので。

(嵐を呼ぶ貴婦人の異名通りに、荒れた展開になってきたが?)前の団体の時、6人タッグのベルトを持ってたんですけど、私たちの防衛ロードは金網マッチとかTLCとか賞金が懸けられたり。いろいろやってきてるので、経験値はこっちのほうが上だと思うので。

(ベルトもお金も懸けると。初防衛戦からいきなりリスキーな闘いになりましたが?)ホントに。そういう運命のもとに生まれてきたんだなと。それをプラスにする。ピンチをチャンスに、想定外を話題のネタに変えるのが私なので。自分を信じて、今年は飛躍の年にしてやると強い信念を持ってるので。

(2025年は蛇年ですが?)今年は蛇年。蛇年に白いベルトを巻きました。ということは白蛇、白い蛇ってすごい縁起が良くて。財運と繁栄をもたらす神。私はマリーゴールドに繁栄と財運をもたらす神に、マリーゴールドの神になりますわ!

(神に…!)フフフ。まずは1・19後楽園で野崎渚に勝って、この純白のベルトを輝かせていくとともに、賞金もゲットして。今年、自分の凱旋興行も考えてるので、賞金は凱旋興行の資金にあてようかなと。

(ゲットした2000万円全額マリーゴールドに寄付すると?)…とりあえず野崎渚から奪った1000万だけ入れさせていただいて、自分の分はまた賞金マッチをやりたいという挑戦者が現れた時ように残しておくようにいたしますわ。庶民の皆さん、純白のベルトと2000万円がかかった世起の防衛戦、楽しみにするがいいわ」
桜井vs野崎のUN戦は1・19後楽園でおこなわれる
マリーゴールド「New Years Golden Garden 2025」
★1月19日(日)東京・後楽園ホール(11:30)
▼ツインスター選手権試合
<王者組>ボジラ&タンクvs高橋奈七永&山岡聖怜<挑戦者組>
※第3代王者組初防衛戦
▼ユナイテッド・ナショナル選手権試合
<王者>桜井麻衣vs野崎渚<挑戦者>
※第2代王者初防衛戦
▼スーパーフライ級選手権試合
<王者>ビクトリア弓月vs真白優希<挑戦者>
※第2代王者初防衛戦
▼林下詩美vsメガトン
▼MIRAI&松井珠紗vs青野未来&翔月なつみ
▼石川奈青&瀬戸レアvs 山田奈保&リアラ
▼後藤智香vs勇気みなみ
▼咲村良子vsCHIAKI

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