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2020-05-04

シドニーマラソン2017 走るだけで観光ができる

マラソン大会が中止や延期になっている。マラソン大会の雰囲気を思い出してほしい。そういう思いから、これまでランニングマガジン・クリールに掲載したレースレポートを紹介する。第2回は、2017年のシドニーマラソン。
2017年9月17日  協力/シドニーマラソン 日本事務局

美港の街を観光するようなコース設定

よりフラットなコースとなって2年目を迎えたシドニーマラソンは絶好のラン日和に。シドニー湾の美しい景色やゆったりとしたマリーナ、新旧のビルが混在する街など、どのシーンも青空の下でよく映えた。乾いた空気が肌に心地よく、無数のカーブや坂道もまるで景観を楽しむために存在するかのようだった。

スタート後はシドニーの北部と西部とを結ぶハーバーブリッジへ。電車も通り、自転車専用道や歩道もあるが、8車線のハイウエーを走れるのは大会時だけ

ハーバーブリッジを渡った先にあるミルソンズポイント駅付近がスタート地点。ハーフのスタートは6時で、対岸の都心部のオペラハウスの向こうには朝焼けが広がっていた

夜はドレスアップした紳士淑女が目立つダーリングハーバー。日中のレース中は開放的なカフェやレストランからランナーに声援が送られる

ハーバーブリッジをくぐれば、あと1kmほど。港の向こうにゴール地点のオペラハウスが見える。サーキュラーキーを回り込めばフィニッシュ

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