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2020-04-30

感染拡大を防ぎ、心と体の健康を保つために運動時に守るべき3つのポイントとエチケット

周囲の人への思いやりを忘れずに

 ジョギングをする際には、特に以下の3つのポイントをあげ、これらの環境が整わない場合、守れない場合は、運動を控えましょうとしている。

①一人で実施する 
②場所は人が多いところを避ける 
③他の人との距離の確保する

 上記のことは、すでに多くのランナーが実施していることだろう。京都大学の山中伸弥教授が語っていたように、必要なのは、エチケットを守ること。スポーツ庁の資料では、その他の留意点として、「周囲の人への思いやり(エチケット)」をあげ、次にように結んでいる。

「外出自粛要請の中で外出している人は、食料品の買い出しや通院等、やむを得ない理由がある人が大半です。こうした人たちから見れば、通常と比べて呼気が激しくなりやすい運動やスポーツをしている人が近くを通った場合に、感染しないか不安になる場合もあります。ウォーキングやジョギングで人が集まる場所を通過する際には、マスクを着用いただく、ネックウォーマーやバンダナのような布で口と鼻を覆っていただく、呼気が激しくならないよう運動強度を落としていただく等、やむを得ない理由で外出している人への配慮をお願いします」

 感染拡大を防ぎつつ、体と心の健康を保つために、ランニングをする際には、上記の3つのポイントと、エチケットを守りましょう。

スポーツ庁の資料には「屋外における運動やスポーツを実施する際に、コロナウイルス感染症への感染を防止するための方策については、必ずしも科学的な知見が集積されている訳ではありません」と書かれている

※「安全に運動・スポーツをするポイントは?」はスポーツ庁のホームページで読むことができます。

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